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Nokia、コヒーレント光モジュール性能評価にViaviを選択

September, 29, 2020, San Jose--VIAVI Solutions Inc.は、VIAVI ONT 800G FLEX DCO Module,を利用してノキアが同社のコヒーレント光モジュールを評価したと発表した。同製品は、プラガブル(CFP2)デジタルコヒーレントオプティクス(DCO)モジュールをテストする。ノキアは、このテスト機能をベータカスタマーとして利用し、貴重なフィードバックを返し、最終的に、リリース次第、ONT 800G FLEX DCO Moduleを購入した。

通信サービスプロバイダ(CSPs)は、トランスポートネットワークからさらなる効率を得ようとしている。5G、Gigabit-to-the-Home、ハイパースケールを含むエッジで、より高速の技術を導入するからである。コヒーレントトランスポートは、導入された各波長で、距離に関わらず、トラフィック伝送容量を増やす。導入、管理するハードウエアをより少なくすることで、エネルギー消費を減らし、ビット当たりの伝送コストを下げることになる。プラガブルコヒーレントオプティクスは、コヒーレントシステムにおけるキーコンポーネントであり、通信オペレータ、特にディスアグリゲートエコシステムではますます重要ような役割を担う。

高速光ネットワークの主要な装置メーカーとしてノキアは、プラガブルコヒーレントオプティクスの最前線に立っており、また長期パートナーとして、VIAVIのテスト、計測を当てにしてきた。Nokiaは、VIAVIと協力して、800G FLEX DCO Module で様々な技術に対してCFP2 DCOモジュールをテストした。特にNokiaは、光と電気の両方にコヒーレントインタフェースを持つソリューションを探していた。これは他のベンダからは入手できなかった。

800G FLEX DCO Moduleは、VIAVI ONT光ネットワークテストプラットフォームを強化し、幅広い範囲の重要なテストと計測機能を提供する。これらは、メーカーがプラガブルデジタルコヒーレント光モジュールを設計、評価するために必要としている機能である。400GクラスCFP2 DCOおよびQSFP-DD 400ZRモジュールの両方のネイティブサポートは、ソリッドパワーと熱冷却環境に裏付けられている。電気アダプタにより、モジュール集積前に、プロトタイプボードと集積回路のテストが可能になる。これは、製品開発を著しく促進する。

「世界中のキャリアは、光トランスポートアップグレードに投資している。これは、次世代通信の準備であり、サービス品質を強化しながらももっと効率的な運用を推進するよう、われわれに委託している。Nokiaを際立たせている品質の一つは、われわれの信頼性である。現在の全光製品をこの品質で確実に供給できるようにするために、われわれはVIAVIのようなパートナーを当てにしている。VIAVIは、標準開発からフィールド導入までの技術のライフサイクルに関わっており、したがってロバストなテスト計測プラットフォームを構築する強力な基盤を持っている」とNokiaの高速ネットワークヘッドエンジニア、Andreas Levenはコメントしている。

(詳細は、https://www.viavisolutions.com)