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Matrox Imaging、3Dプロファイルセンサ搭載Matrox AltiZ

August, 5, 2020, Montreal--Matrox Imagingは、デュアルカメラ、単一レーザ設計を特徴とする、高忠実度3Dプロファイルセンサシリーズ、Matrox AltiZを発表した。

これら完全組み込み3Dプロファイルセンサは、スキャニングギャップを大幅に減らす、最適化された設計。Matrox AltiZの2つの対向光センサによるレーザライン同時検視は光妨害を低減する。これは、重要な表面接合部でよく起こるもので、原因は表面の方向による単一画像センサの視界からレーザラインが妨害されることである。

優れた画像忠実度設計
遮蔽効果を防ぐ可能な限り最もエレガントなソリューションを提供するMatrox AltiZ 3Dプロファイルセンサは、シングルレーザとシングル光学センサ実装の一般的な3Dプロファイルセンサでは不可能な性能を達成している。Matrox AltiZは、デュアル光センサ設計とデータフュージョン機能に関して競合に大きく差をつけている。遮蔽効果、異常値に対抗する能力により、一段と高い再現忠実度を提供する。Matrox AltiZは、疑似データに対して途方もなく高レベルのコントロールを提供し、市場の他のモデルで達成できるよりもロバストな再現性を提供する。

 ロボットアーム端搭載でも、コンベアを見渡すガントリー固定でも、Matrox AltiZは、3Dオブジェクト、シーンの優れた再現性を達成している。データは、個別プロファイル、奥行きマップ、点群として表示される。

最適汎用性向け設定
Matrox AltiZの組込イメージセンサは、同期または交互のいずれかで動作可能。同期モードでは、この3Dプロファイルセンサは、最大再現品質とロバストネスを達成している。交互モードでは、Matrox AltiZのスキャニングレートは、遮蔽に対する防御をしながら、同期設定のほぼ二倍である。

選択した設定に関わらず、Matrox AltiZは検査用途に最適である。単一のコンパクトな筐体に2つの強力なカメラを実装、狭い空間、過酷な産業環境でそのパフォーマンスを保証するIP67レーティング。

相互接続向けに設計
Matrox AltiZプロファイルセンサは、標準GenICam拡張で、標準GigE Visionインタフェースに3Dデータを出力する。これによりユーザは、特殊な専用インタフェースにロックインされないので、商用およびカスタムアクイジション、処理、解析ソフトウエアとの相互運用せが保証される。Matrox AltiZは、ブランドおよび/またはサードパーティマシンビジョンソフトウエアのMatrox Imagingとシームレスに相互運用する。

販売とマーケティング担当VP、Sam Lopezは、「Matrox AltiZは、優れた3D再現忠実度を求める市場要求から生まれた全く新しい製品ラインである。それは大規模投資の頂点である。製品開発に関してだけでなく、関連する最新の製造装置の点でも言える」と話している。

Matrox AltiZは、Q3 2020に正式発表の予定。

(詳細は、https://www.matrox.com)