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Sony IMX500、AI機能搭載イメージセンサを製品化

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June, 1, 2020, 東京--ソニー(Sony)は、世界初AI処理機能を搭載したインテリジェントビジョンセンサ 2タイプを商品化した。
 製品は、イメージセンサにAI処理機能を搭載することで高速なエッジAI処理を可能にし、必要なデータだけを抽出することで、クラウドサービス利用時におけるデータ転送遅延時間の低減、プライバシーへの配慮、消費電力や通信コストの削減などを実現する。

これら製品を採用することにより、AI機能を実装したカメラの開発が可能となり、今後、小売業界や産業機器業界における多様なアプリケーションの実現や、クラウドと協調した最適なシステムの構築に貢献する。

主な特長
世界初のAI処理機能を搭載したイメージセンサ
画素チップには、有効約1230万個の裏面照射型画素を配置し、広い視野角で情報を捉えることができる。ロジックチップには、通常のイメージセンサの信号処理回路に加え、AIに特化した信号処理を担うソニー独自のDSP(Digital Signal Processor)と、AIモデルを書き込むことができるメモリーを搭載。これにより、高性能なプロセッサや外部メモリを必要とすることなく、エッジAIシステムを実現することが可能。

高速なAI処理を実現
通常のイメージセンサで動画を撮影する場合、出力された1フレームの画像ごとにAI処理に繋げる必要があることから、データの送信が多くなり、リアルタイム性を確保することが困難である。ソニーの新製品は、ロジックチップにおいて、ISP処理および高速なAI処理(MobileNet V1※2の場合、3.1ミリ秒の処理時間)を行うことにより、動画の1フレーム内で全ての処理が完結する。これにより、動画を撮影しながらの対象物の高精度なリアルタイムトラッキングが可能となる。

AIモデルの選択が可能
ユーザーは、任意のAIモデルをメモリーに書き込み、使用環境や条件に合わせて書き換え、アップデートすることが可能。例えば、この製品を採用した複数台のカメラを店舗に設置した場合、1種類のカメラで、設置位置、状況、時間など目的や用途に応じて使い分けることができる。入り口であれば入店者のカウント、棚であれば商品の欠品検知、天井であれば来店者のヒートマップ(人が多く集まる場所の検知)などの複数の用途に活用できる。また、これまでヒートマップの検出に使用していたAIモデルを、消費者行動を把握するために使用するAIモデルなどに書き換えることも可能。

(詳細は、https://www.sony.co.jp)