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OFS、低遅延伝送用に初の中空コアファイバケーブル

March, 24, 2020, San Diego--OFSは、AccuCore HCF光ファイバケーブル、世界初の陸上中空コアファイバ(HCF)ケーブルソリューションを提供する。中空コアでは、従来の光ファイバの固体石英コアと比べて、約50%光伝送速度が速い。その結果、HCFで伝送される光は、従来の光ファイバと比べてキロメートルあたり、1.54マイクロ秒(µs)速く到着する。

AccuCore HCF光ファイバケーブルソリューションは、実績ある中空コアファイバ技術に基づいており、屋内/屋外ケーブルおよび標準コネクタとの終端を含む。これらは特許となっているフォトニックバンドギャップ中空コアファイバに融着接続されている。OFSは、顧客の要求を満たすために、インストレーションサービス、パッシブとアクティブコンポーネント選択の両方を提供する。AccuCore HCF光ファイバケーブルは導入に成功しており、複数のネットワークでライブトラフィックを運んでいる。

「AccuCore HCF光ファイバケーブルソリューションは、使いやすさを念頭に設計されている。したがってこの新技術に対する顧客のアクセスを簡素化している。OFSは、10年にわたり中空コアファイバ開発の先駆者であり、光設計、プロセス開発、垂直統合でその専門技術適用し、このケーブルソリューションを市場に投入している」とOFSニュービジネス開発ディレクタ、Daryl Innissは話している。

OFSの最新HCF開発は、OFC2020ポストデッドラインペーパー(PDP)で発表された。論文では、3.1kmカスケードケーブルHCFで直接検出10 Gb/s DWDM信号のエラーフリー伝送を報告した。これは、ケーブル化されたHCFでの伝送結果の初めての報告である。