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Osram、3Dセンシング向けに新しい10W VCSELチップ

February, 17, 2020, Regensburg--Osramの子会社、Vixarは、効率を改善したハイパワー10WのVCSELチップポートフォリオを発表した。940nm波長、10Wチップは、Photonics Westで紹介された。

新しい10W VCSELチップは、さらなる高出力と優れた効率を求めている3Dセンシング業界の顧客に有用である。その製品によりユーザは、複数のVCSELチップを含むサブアセンブリの代わりに、シングルチップを使うことができる。ワンチップデザインは、全般的なサイズとコストを下げる。10W VCSELチップは、マッピング、自動運転車やモバイルロボットなど産業アプリケーションに最適である。

VCSELは、2つの発光技術の特性を統合している、IRLEDのハイパワー密度とシングルパッケージングとレーザのスペクトル幅とスピード。FPレーザダイオードと異なり、温度によるVCSELのスペクトルシフトは、4倍小さいので、3Dカメラで使用されるフィルタに一層適している。

優れたビーム品質、優れた集光性、非常に小さなフットプリントなど多くの利点があるので、VCSELsは、3Dカメラやモバイルデバイスの顔認証、近傍の物の存在を検出する近接センサなど、多くのアプリケーションに素早く浸出している。

10Wチップは、コンパクトな1.94 mm x 1.94 mmサイズ、低い熱インピーダンス。特徴は、低インダクタンス駆動設計向けのパッドレイアウト、電力変換効率は60℃で最大40%。コンパクトサイズチップと高い動作温度により、強い効果を生む。加えて、チップは最適パワーの10倍で動作するので、計測距離が延びる。940nmチップは直ちに入手可能、850nmバージョンは、今年後半に発売。
(詳細は、https://www.osram.com/)