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20Gbps信号ルーティングをサポートする高速クロスバースイッチ

January, 16, 2020, Seattle--Diodes Incorporatedは、昨年9月のUSB Developer Daysで、高速差動及びシリアル信号向けのPI3DBS16222クロスバースイッチを発表した。最新プロトコルに最適化された製品は、PCからモバイル機器、ネットワークスイッチバックプレーン、ハイエンドテスト装置まで、高性能電子装置に最大20Gb/sまでの高速信号ルーティングにほぼ汎用ソリューションを提供する。

高速のシリアルおよび差動プロトコル、PCIe 4.0、ThunderboltTM 3、SuperSpeed USB 20Gbps、および 10 GBase-KRなどの利用が進んでおり、PCBs周り、コネクタとICs間で信号のスイッチとルーティングができる、より効率的なソリューションの需要が高まっている。これらの信号は、現在最大20Gbpsで走っているので、ソリューションは、信号の完全性に影響を与えることなく、遅延やエラーを発生させることなく動作しなければならない。

PI3DBS16222は、4チャネル、パススルーモード差動クロスバースイッチ、2×2トポロジー構成。特徴は、インプット側で4差動ペア、出力側4ペア。シングル制御信号が、2出力ペア間で各入力ペアをスイッチし、分離可能入力が、2出力ペア間の各入力ペアをスイッチし、分離型入力が、高インピーダンスで入力/出力分離する。

「USB Type-Cインタフェースの採用が飛躍的に伸びており、SuperSpeed USB 20Gbps製品への業界の移行を促進している。PI3DBS16222 のようなソリューションは、新しいSuperSpeed USB 20Gbpsの高速信号パスを設計する際、アプリケーションUSB開発者に有益なツールを提供する」とUSB Implementers Forumプレジデント/COO、Jeff Ravencraftは説明している。

PI3DBS16222は、優れた信号品位で20Gbpsまでで動作し、今日の主流プロトコル全てをカバーする。性能の一部は、Diodes Incorporatedが利用するsilicon on insulator (SOI)で可能になっている。これは、デバイス内の寄生容量の影響を飛躍的に下げ、性能向上に直接貢献している。

デバイスは、2.5㎜×4.5㎜ TQ!FNパッケージと2㎜×4㎜ X1QFNパッケージで提供される。小サイズによりPI3DBS16222は、スペースの制約を受けるモバイルアプリケーションでの利用に適している。

(詳細は、https://www.diodes.com/)