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広視野AR/MR向けに世界最小2K×2Kマイクロディスプレイ

December, 25, 2019, Vancouver/ Washington--Compound Photonics U.S. Corporation (CP)は、次世代AR/MRスマートグラス、HMDおよびHUDアプリケーションをターゲットにするLiquid Crystal on SiliconマイクロデイスプレイCP2K234シリーズを発表した。
 業界トップの3.015 µmピクセル、ネイティブ2048×2048解像度、並ぶもののない1:1 アスペクト比で, この0.34”ダイアゴナルディスプレイは,次世代50°+広視野導波路と組み合わせることで網膜解像度(60ピクセル/度)を可能にする。CP2K234は、偏向(振幅)変調器または位相(ホログラフィック)変調器のいずれかで提供される。

Compound Photonics、SVPマーケティング&カスタマエンジニアリング、Ed Passonは、「顧客ニーズの大規模調査に基づいて、より自然な視覚経験を可能にするピクセルで、より大きく、対称的な視野を満たす要件を定めた。オールインワン集積ディスプレイモジュール(IDM)パッケージ(11 x 11.5 x 3 mm)は、MIPI入力完全ディスプレイサブシステムを含む。2K2 IDMにより、顧客はARデバイスに必要な形状を満たす極めてコンパクトなシステムを構築できる。加えて、水平および垂直、64ステアリングピクセル内包により、人の視覚要因の設計と補償で柔軟性が得られる」と説明している。

CPのNOAディスプレイドライバアーキテクチャは、カスタマイズ可能であり、フレームレート(最大240 Hz)をフレームごとに制御、カラーサブフレームレート、他のパラメータは、画像コンテンツと利用ケースにしたがい、低遅延、短残光とパワーに最適化できる。ディスプレイモードを動的に調整するこの柔軟性によりシステム設計者は、要求の厳しいAR/MRアプリケーション向けに最高の性能対消費電力トレードオフを達成できる。位相/ホログラフィックモードアプリケーションには、3.015 µmピクセルと400万以上のCP2K234の利用可能ピクセルは、より高品質のホログラフィックコンテンツを生成できる。

Compound PhotonicsのCEO、Yiwan Wongは、「CPは、急速なイノベーションのマイクロディスプレイ業界を継続してリードする。2019年春に発表した当社の1080pマイクロディスプレイ製品と最近発表したPlessey Semiconductors LtdとのµLED協業により、CPは業界をリードし、AR/MRスマートグラスとHMD/HUDsの現在および今後の要求に全面的に対処していく。CPの1080pおよび2K2 LCoS反射ディスプレイは、現在、提供可能である。新しいµLEDディスプレイ技術は、Plesseyと共同開発中。最終的に、当社は、CPのLCOS位相ディスプレイソリューションにより、将来的に真のホログラフィック3Dディスプレイを実現する。われわれは、初めて、顧客にAR/MRスペースを提供することができた。これはCPの効率的駆動アーキテクチャに基づいた拡張可能なソフトウエア設定プラットフォームであり、様々なアプリケーション要求をサポートする幅広いディスプレイタイプで動作可能である」と説明している。

IDM CP2K234振幅サンプルと開発KITは現在提供中、生産はQ4 2020の予定。位相変調のサンプルは、Q4 2020に提供。現在のCP1080pシリーズも引き続き生産し提供していく。