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Osram VR/ARアプリケーションを「よりリアル」にする赤外LED

October, 30, 2019, Regensburg--Osramによると、仮想現実と拡張現実(VR/AR)アプリケーションは、今後、一段と拡大する。
 VR/ARは、古典的ゲーミングを遙かに超える領域で長年、中心的な役割を果たしてきた。様々な世界的プレイヤが、これらを技術トレーニング目的で利用しており、日々の作業プロセスにそれらを組み込んでいる。これらのアプリケーションが日常生活の一部になるに従い、仮想/現実知覚がマッチしないとき、ユーザの中には、不快感や眩暈を感じるものが出てくる。
 Osramの新しいFirefly SFH 4030 およびSFH 4060は、こうした副作用防止に役立つ。これは、目標となる基準点与え、ユーザが安全に他の世界に没入できるようにする最先端の視線追跡ソリューションを可能にすることにより可能になる。

視線追跡システムは、ユーザの視野角と目の動きを登録する。システムは、赤外光で目を照射し、カメラセンサでその反射を登録。次にソフトウエアが、目の正確な位置およびユーザの見る方向を決定し、システムのイメージング素子に関連情報を引き出す。

Firefly SFH 4030とSFH 4060の特徴は、わずか1.0 mm x 0.325 mmのコンパクトな寸法。0.55mm低背により、側面放射コンポーネントはインストールが容易である。特徴はブラックキャップ、これは2つのIREDをインストール際に見えなくする。

顧客は、ターゲットアプリケーションの仕様に応じて、940nmバージョン(SFH 4030または850nmバージョン(SFH 4060)から選択できる。SFH 4060では、その波長範囲でセンサの高感度の恩恵が得られる。一方、940nmバージョン(SFH 4030は、ユーザが赤色を見るところで、邪魔になる「赤色光」効果を回避する。

「視線追跡は、ARおよびVRアプリケーションで人と機械の相互作用の極めて直感的な方法を提供している、これには合焦被写体についての重要情報の表示も含まれる」とOsram Opto Semiconductors製品部長、Bianka Schnabelは説明している。「IREDs」の2つの波長オプションとブラックパッケージで、「顧客にとっては選択肢が広がり、同時にシステム組み込みが容易になる」と同氏は話している。
(詳細は、https://www.osram.com/)