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ネオフォトニクス、データセンター向けに新しいMUX/DEMUXを発表

October, 1, 2019, San Jose--NeoPhotonics Corporationは、新しい大容量、高ボーレート、コヒーレント伝送システム用にAWGマルチプレクサとデマルチプレクサを発表し、初出荷した。
 この新しいAWGは、同社の量産、高信頼PLCプラットフォームに基づいており、75GHz~150GHzチャネル間隔、チャネル数40~64chsに対応している。フィルタ応答能力は、所望のパスバンドで広く、フラットとなるように設計されている。これは、60~128Gbaudの範囲で動作する新しいコヒーレントシステムをサポートするためである。この新しい製品ファミリは、特定システム要件に最適化されたマルチデザインで構成されている。
 過去20年、AWGは、伝送ファイバの多様な波長チャネルをON/OFFするためにDWDMシステムで使われてきた重要なフィルタリング技術である。AWGは、波長選択スイッチ(WSS)に比べて著しく低コストで多チャネルを提供する。また、DCIのようなP2P大容量システムには波長多重と分離技術に適している。ネオフォトニクスは、社内設計、ウエハ製造、アセンブリとテストにより、AWGの完全垂直統合サプライヤーであり、世界市場に50万以上のAWGを出荷している。
 通信にコヒーレント伝送が登場してきて、ファイバ容量が大幅に増え、コヒーレント伝送はDCIアプリケーションには特に有用になっている。とはいえ、AWGには新しい一連の要求が課されている、従来の直接検出システムの場合とは異なるからである。高ボーレートと高次変調コヒーレント伝送を使うことで各波長チャネルの帯域は、400Gbps、600Gbps、800Gbps以上に増加可能である。とはいえ、これらのチャネルは、より特殊な帯域を要求し、したがって、利用可能な光スペクトル全体が固定の場合、利用可能総チャネル数が減少する。
 したがって、ファイバ容量を最大にするためには、DWDMマルチプレクサとデマルチプレクサのチャネル間隔とフィルタ帯域の最適切計が必要になる。AWGの垂直統合設計およびメーカーとして、ネオフォトニクスは、顧客と協働して、フィルタ形状とチャネル間隔を効率的に変え、ファイバ総容量を最大化する。また、新しい設計を製造に急速に移行させ、DCI導入サポートのために大量供給する。
(詳細は、https://www.neophotonics.com/)