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霞んだ条件で高可視性を示すカメラ

August, 6, 2019, Boston--Adimecは、4月に開催された2019 SPIE防衛/商用センシング(DCS)会議で、TMX-55を紹介した。
 TMXシリーズは、苛酷環境向けに設計されている。TMX-55動作温度範囲は、-40℃ ~ +80℃で、MIL-STD-810G認定されている。カメラの外形は小型(44.5 x 44.5 x 31mm)、低消費電力(5W以下)。
 デモンストレーションのAdimecのVideo Enhancement Module技術は、優れたコントラスト強調を示している。可視性を高める高解像度の可視カメラを使い、霞、霧、微光のうよな環境問題にもかかわらず鮮明な画像を撮る。これは、状況認識、長距離観察、明示システムにおける検出、認識、識別能力を大きく改善する。
システムオプティクスのコストがかかるオーバーホールプロセスなしでCCDからCMOSへのアップグレードをしようとする人々にとって、TMX-55は、Adaptive Resolutionが特徴になる。Adimec独自のAdaptive Resolutionは、画像フォーマットを必要とするシステムに画像サイズを変更するので、アップグレードが遙かに容易である。CMOSピクセルは、同サイズCCDピクセルの性能を上回り、感度、ダイナミックレンジが高く、同等のMTF(特にBayer RGBでは)である。カメラで画像をダウンスケールできるので、低インタフェース帯域ですむ。

(詳細は、https://www.adimec.com/)