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ラマン増幅器用ポンプレーザFOL1439シリーズの量産開始

March, 14, 2019, 東京--古河電気工業は、今後本格的な導入が見込まれる400Gbpsの超高速光通信において、需要拡大が見込まれるラマン増幅器のキーデバイスである高出力、低消費電力の1480nm帯励起光源レーザ FOL1439シリーズの量産化を開始した。また、さらなる高出力・低消費電力駆動を可能とするFRL1440シリーズの開発を行った。
 この製品群においては、高出力及び低消費電力が重要な特性となる。古河電工では、高出力及び低消費電力駆動を実現するために、25年以上培ってきたInP(Indium Phosphide)の光半導体チップ製造技術と高精度のパッケージング技術を保有している。当該製品の実現にあたり、独自の高出力チップ構造を開発し、その光出力を効率的に光ファイバに結合する技術の開発と新チップに最適な放熱設計を行った。

消費電力は、従来品(FOL1437シリーズの500mW出力時)に比べ、FOL1439シリーズでは33%、FRL1440シリーズでは45%低減した。
FOL1439シリーズでは、最大光出力600mW(TC=70℃)まで、FRL1440シリーズ最大光出力620mW(TC=70℃)までの高出力動作が対応可能。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)