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AcaciaとLumentum、CFP2-DCOで200G相互運用性デモ

March, 11, 2019, Maynard/Milpitas--Acacia Communications, Inc. (ACIA)とLumentum Holdings Inc.の発表によると、200Gで動作するそれぞれのCFP2-DCOモジュールの相互運用性デモンストレーションに成功した。
 モジュールはAcaciaのMeru DSP ASICベースであり、標準シングルモードファイバ1000km超の増幅リンクで、ハイパフォーマンス8QAMおよび16QAM動作モードを使用して200G伝送を実証した。このデモンストレーションは、LumentumとAcacia CFP2-DCOモジュールの新規導入、およびすでにフィールド導入されているAcaciaのCFP2-DCOモジュールとの200G相互運用性を立証している。
 AcaciaとLumentumのモジュールはプラグ&プレイ適応であり、顧客は2つの実績あるコヒレントオプティクスサプライヤからCFP2-DCOモジュールの供給を受けることができ、迅速かつコスト効果的に200Gネットワークを導入することができるようになる。両社は、共同して、相互運用性、共通ホストインタフェースを提供する共通仕様を開発、検証してきた。CFP2-DCOフォームファクタは、スイッチ、ルータ、伝送プラットフォームで多数のネットワーク装置メーカー(NEMs)が採用してきた。小型形状でデータレートを2倍にすることで100G CFP-DCO(Digital Coherent Optics)ソリューションと比較して4倍高密度になるので、AcaciaとLumentumのMeruベースCFP2-DCOモジュールは、容量と性能を犠牲にすることなく相互運用できる。
 「今回の200G相互運用性デモンストレーションは、CFP2-DCOで当社がLumentumとの協働で実現しようとしていた価値を際立たせるものである。歴史的に、市販製品の相互運用性は、100Gデータレートではパフォーマンス低下になっていた。Meruベースのモジュールは、200Gで8QAMと16QAM変調をサポートする唯一の市販CFP2-DCOモジュールであるとわれわれは考えている」とAcaciaの創始者/CTO、Benny Mikkelsenはコメントしている。
 CFP2-DCOsは、コヒレントDSPをプラガブルモジュールに組み込んでいることから、高速光ネットワークでますます重要になってきている。デジタルホストインタフェースにより、モジュールとシステムの統合が簡素化され、通信プロバイダにとってはサービス起動が迅速化され、成長に応じた導入が可能になる。したがって追加ポートのコストは、追加サービスが必要となるまで繰延可能となる。
 「業界トレンドは、ネットワークオペレータの必要性が動機となって、マルチベンダ相互運用性強化に動いている。われわれのCFP2-DCOモジュールは、実証済みInP PIC技術をベースにしており、100G標準ベース相互運用性、100Gと200Gの高性能モードもサポートしている」とLumentum通信伝送ジェネラルマネージャ/シニアVP、Beck Masonは説明している。
(詳細は、https://acacia-inc.com)