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ネオフォトニクス、800G+向けにClass 50コヒレント変調器/受信器

March, 1, 2019, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、Class 50バージョンMicro-Modulator(CDM)およびコヒレント受信器を同社の高帯域コヒレントコンポーネントへの追加を発表した。
 Class 50コヒレントコンポーネントは、現在出荷中のClass 40コンポーネントの改良版であり、シンボルレートが現在の64Gbaudから業界トップの90-100Gbaudレートへの増加となる。これらネオフォトニクスのコンポーネントは一体となって動作し、顧客は1波長でDCI距離でテラビット(Tb/s)に近いデータ伝送を可能にする。
 ネオフォトニクスの100Gbaud伝送向けの新しいClass 50コンポーネントは、7nmシリコンプロセスノードおよび、標準の100Gbps(32Gbaud)コヒレントシステムに対して3倍のシンボルレートをベースにした新世代コヒレントデジタルシグナルプロセッサ(DSP)と協働する。より高いシンボルレートは、データ容量を増やし、同時に優れた光信号対雑音比(OSNR)、スペクトル密度、伝送性能を維持する。これらのコンポーネントは全て、コンパクトなフォームファクタパッケージで提供され、ブラガフルモジュールやコンパクトなドータカードでの利用に適合する。

・Class 50 CDM: ネオフォトニクスClass 50、偏波多重、直交コヒレントドライバ変調器(CDM)の特徴は、InP変調器とリニア、広帯域、差動ドライバを同一パッケージに収め、低V-π、低挿入損失、高消光比設計としている。コンパクトなパッケージは、OIF実装合意のフォームファクタ準拠設計。
・Class 50 Micro-ICR: ネオフォトニクスClass 50 High Bandwidth Micro-Intradyne Coherent Receiver (Micro-ICR)は、90-100Gbaudシンボルレート向けに設計されており、標準100G ICRsレートの3倍。コンパクトなパッケージは、OIF-DPC-MRX-02.0準拠設計。

 また、ネオフォトニクスは、「Nano」超狭線幅外部共振器可変レーザを発表した。これは、現在のMicro-iTLAs比でサイズを約半分に縮小し、低消費電力で業界トップの線幅を特徴としている。
「当社は現在、600G波長システムをサポートする、調和のとれた高速Class 40、64Gbaud、光コンポーネントを顧客に提供している。Class 50バージョンの追加により、90-100Gbaud、波長あたりほぼ1Tb/sに移行しようとしている顧客を引き続きサポートする」とネオフォトニクスのチェアマン/CEO、Tim Jenksはコメントしている。「新世代のエレクトロニクスが入手可能になったので、その一揃いを簡潔にする、ここでは1波長でほぼ1Tb/sを実現するために光コンポーネントの提供が重要である」。
 ネオフォトニクスは、一連の製品をOFCで紹介する。