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スマートフォンプロジェクション用Osram 140mWダイレクトグリーン

February, 15, 2019, Regensburg--OSRAMは、PLT3 520Dが、パルスモード、300mAで140mWを出力できると発表している。
 OSRAMは、グリーンシングルモードレーザで前例のない性能を達成した。これまで、これらのコンポーネントの限界は80mWだった。このダイオードのさらなる利点は、直径わずか3.8mm、コンパクト、省スペースTO38金属パッケージである。波長520nmのレーザダイオードは、画像エンコーダにMEMSスキャナを使用するレーザプロジェクションアプリケーション用に特別に開発された。
 これまで、赤、グリーン、青色レーザをベースにした、スマートフォン用のRGBレーザ映像は、輝度に問題があった。理由は、グリーンレーザの輝度が不足していたことである。グリーンは、RGBアプリケーションでは特別に重要である。人の目は、グリーンスペクトル域に最も感度があるからだ。グリーンレーザが表面で高輝度になればなるほど、画像は視聴者にますます高輝度に力強く見える。
 鮮明で明るい映像となるためには、プロジェクタアプリケーション用のグリーンレーザは、傑出したビーム特性であるだけでなく、光学的に高性能でなければならない。PLT3 520Dは、グリーンレーザでOSRAMのサクセスストーリーの継承である。140mW、これはダイレクトグリーンレーザダイオードとしては前例のない高いパルス出力であり、加えて、レーザの効率は典型値で8%向上している。こうした改善により、スマートフォンを小型の映画プロジェクタにすることが可能になる。デバイスの小型ディスプレイは、数倍以上拡大できる。
(詳細は、https://www.osram-group.de)