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スキャナレーザ加工ヘッド用保護ガラスの汚れモニタ装置を開発

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December, 17, 2018, Boston--古河電気工業株式会社と株式会社NISHIHARA(NISHIHARA)は、共同でガルバノスキャナタイプのレーザ加工ヘッド用保護ガラスの汚れを高精度で検出するモニタ装置を開発した。自動車やEV用モーター、電池等の自動車部品、電子部品の製造に適用されているファイバレーザ溶接工程の管理コスト削減や溶接品質の安定化に大きく貢献する。
 古河電工は、NISHIHARAと共同で、加工光学系の保護ガラスの汚れ具合を高精度且つインプロセスで検出・数値化するモニタ装置を開発した。レーザ光が保護ガラスを透過する際に、保護ガラス表面に付着した汚れで散乱した光を検知する。この方式では、目視で判別不可能な汚れを検知し、新品保護ガラスと比較して出力損失1%未満のヒューム、スパッタ付着汚れに対しても汚れ具合を数値化することが可能。また、φ100mm以上の比較的大きなサイズの保護ガラスでも使用することができる。
 ファイバレーザによる銅材料の溶接では、反射率・熱伝導率の高さから、条件設定範囲が厳しく、保護ガラスの汚れ管理には細心の注意が必要だった。この新技術の開発により、自動車等で多く使用されている鉄材料だけでなく、銅材料のような難溶接材の工程安定化に寄与するとともに保護ガラスの管理コスト削減にも大きく貢献する。
 両社は、さらなる産業用ファイバレーザのモニタ技術向上に協力して取り組み、この技術を応用したソリューション展開を推進していく。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)