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Kaiam、強化版100G CWDM4+を発表

June, 15, 2018, Newark--Kaiam Corporationは、強化版シリーズ100G CWDM4+トランシーバを発売した。同社によると、新製品は、CWDM4標準品よりも大幅に高性能であり、信頼性強化試験を行い、最適化している。MSA標準トランシーバ仕様は、データセンターのファイバプラントの変動による損失への対処で不十分なことがあり、導入コスト増につながる。さらに、トランシーバの低故障率でさえ、データセンターでは大きな運用コスト増となる。Kaiamの新しい強化版仕様と信頼性強化トランシーバは、追加コストなしでこれら両方の懸念に対処する。
 Kaiamのグローバル販売&マーケティングVP、Jeremy Dietzは、「当社の顧客が直面するデータセンター導入問題への対処では、当社は独特の位置にある。標準製品よりもリンクバジェットを増やし、高い信頼性を提供することで、これらの問題の多くは回避できる」と語っている。
 これら強化版CWDM4+トランシーバは、-1dBm最小Tx OMA、CWDM4標準に求められるよりも3dB多いリンクバジェットを提供する、これは、CWDM4標準が必要とするよりも3dB多いリンクバジェットをサポートし、多様な現実のデータセンターリンク障害に直面してもロバストなリンクをサポートすることになる。宇宙グレード製造プロセスと同様、通常のチップレベルスクリーニングとともに、個々の完全アセンブリモジュールは、出荷前に環境試験とバーンインを行うので、信頼性は一段と高い。
 Kaiamの説明によると、同社はこの強化版CWDM4+パフォーマンスを標準CWDM4に対してコスト増なしで提供できる。これは、同社の優れた技術プラットフォームによるものである。KaiamのエレガントなLightSpeed2アーキテクチュアが、光と高速電気パスを簡素化している。光パスは、同社のOWB(光ワイヤボンド)技術をベースにしており、競合するレガシーソリューションに比べてコンポーネント数を大幅に減らしており、これによって光損失低下が実現。シグナルインテグリティは、フレクス回路や気密ゴールドボックスを廃止することで改善され、より厳しいCWDM4+仕様でも極めて高い製品歩留まりが可能になる。
(詳細は、www.kaiam.com)