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NXT Factory、新しい量子レーザ焼結技術の開発完了

December, 4, 2017, Frankfurt--NXT Factoryは、開発期を終えたNXF1 Qunatum Laser Sintering(QSL)を発表した。同社は、この技術がレーザベースプリンティングの飛躍になると考えている。
 ほとんどのレーザ技術は、単一レーザ点を使うが、QLSレーザは層の全横断面をカバーする。その結果、QLSは数100万のマイクロレーザを使って広い空間をカバーする。同社によると、レーザパワーの全般的な劣化なしで達成できる。
 NXT Factory 創始者/CTO、Tomasz Cieszyńskiは、「われわれは実際のプロトタイプを作製し、自信をつけた。それは単なる理論的なエンジニアリング練習ではない。われわれは、何度も何度もそれを実際に証明した」と話している。
 「最初は低コストのレーザ焼結3Dプリンターを開発する考えだったが、何ヶ月も検討した後、世界は別の安価なLS 3Dプリンターを必要としているのではないとの結論に達した。その代わりに、HPの高速Jet-Fusion成功に触発されて、工場現場に即応できる高速熱可塑性3Dプリンターを開発し、新たなカテゴリを作ることに決めた」と同氏はコメントしている。
 NXF1は、この研究の成果である。おそらくほとんどの産業用装置よりも10倍高速であり、従来の射出成型に対するNXTの回答である。構築エリアは、300×400×400mmで、その全体に均一な熱分布を維持する。NXF1は、1070nmレーザを使い、表面全体でそれを多重化し、約1秒で各レイヤを完了する。
 HPのMulti Jet-Fusion成功により、この産業では速度と規模が重要なことは明らかである。したがって、QLSとNXF1が実現可能なユーザ基盤を見出すことはほぼ間違いない。NXTは、QLSワークショップを行い、NXF1のさらなる改善法を探っている。独自のディープラーニングアルゴリズムを利用してプリンターの性能を最適化しようとしている。
 NXT Factoryは、Quantum Laser Sintering (QLS)技術開発の先駆者。同技術は、熱可塑材を納得のいく速度と規模で積層造形する。同社はこの技術を初の産業グレード高速積層造形システムに組み込み、従来のプラスチック部品射出成型を置き換えることを目標にしている。