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AdSint PP flex、選択レーザ焼結向けにポリプロピレン粉末

August, 7, 2017, Hamburg--ポリプロピレン(PP)は、世界中で使われている最も便利なプラスチック材料である。理由は、PPが魅力的な価格で優れた機械的特性を提供するからである。PPは、広範な産業で連続生産に使用されている。 
 選択レーザ焼結(SLS)の主要アプリケーションは、ポリアミド粉末をベースにしたプロトタイピングと少量連続生産。したがってプロトタイプは、連続生産の最終パーツと同等にはならない。加えて、ポリアミドは、PPよりも高価であるので、SLSは、特に射出成形と比較すると競争力がない。
 このギャップを埋めるために、Advanc3dMaterials GembHは、SLSで加工できる新しいPP粉末を開発した。AdSint PP flexは、優れた可塑性、29%の高伸度、低吸湿、耐久性を特徴としている。また、標準ポリプロピレンに匹敵し、PAの優れた代替になる。この新しいSLS材料で、プロトタイプと少量連続生産がPPから直接可能になる。
 通常のポリプロピレンと同様に、AdSint PP flexは、幅広いアプリケーションで使用可能である。自動車、電気やスポーツ業界、ヘルスケア、整形外科製品。また、熱成形や封止など後加工も可能。特に、80-100%のリサイクル率は、PAと比較して重要なコスト優位性である。
 AdSint PP flexは現在、2kgキャニスタ、20kg袋で注文可能。製品は、ほとんどの3DプリンティングSLS装置でのテストに成功している。
(詳細は、www.advanc3dmaterials.com)