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FBH、チップからシステムまで用途の広い特注ダイオードレーザを発表

June, 29, 2017, Berlin--Ferdinand-Braun-Institut (FBH)は、Laser World of Photonicsで、同社のダイオードレーザとUV LEDsの新たな開発と進歩を発表している。
 FBHは、社内で設計からチップ、モジュールまでの完全価値連鎖を提供しており、稼動システム向けにこれらのデバイスの開発を強化している。同社は特に、独自のコンピュータ制御ピコ秒光源を紹介。その光源はピコ秒、ナノ秒の範囲で正確なパルスを生成する。また、固体レーザシステム向けの6kWファイバ結合励起モジュール、水殺菌目的のUV-C LEDsを搭載したデモモジュールなどが紹介されている。

柔軟なオールインワンパルス光源PLS1030
PLSシリーズでは、FBHは、ナノジュールエネルギーでピコ秒、ナノ秒範囲の高精度パルスを供給する独自のレーザ光源を供給する。パルスエネルギー、幅、スペーシングは繰り返し周波数とともに柔軟に調整可能。同レーザシステムは、Hz~MHzまで自由に繰り返しレートを選択でき、ピークパルスパワーは最大50W。インパルス生成には、調整したダイオードレーザを使用する。これには、最適化されたRFコンポーネントを電子ドライバとして組み合わせる。両方とも、同社の中核技術である。コンピュータ制御オールインワンシステムにより切り替えて多様なパルスモードにすることができるので、難なく様々なレーザシステムに組み込むことが可能。システムは、1030nmダイオードレーザを搭載しているが、他の波長への適用も容易。したがって、材料加工、バイオ医療試験、モバイルLiDARシステムなどのアプリケーションに適している。PLS 1030は、レーザおよびRF回路専門家と社内のPrototype Engineering Labのエンジニアとの協働で作製された。
 この他、キロワットクラス出力のアプリケーション向けの効率的レーザダイオード、一段と出力が向上した光輝でテーパードレーザも紹介される。
 テーパードレーザは、優れたビーム品質、狭線幅スペクトルで高光出力を供給する。FBHは、980nm~1120nmのスペクトル領域で出力を一段と高めることに成功した。新開発の1030nmテーパードダイオードレーザは、最高10.3 Wの回折限界出力が可能であり、前の8 Wから大幅に高出力化されている。これは、出力光の76%に相当する。この改善は、横空間モードフィルタリングと内部の波長選択グレーティングの最適化によるものである。
(詳細は、www.fbh-berlin.com)