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レーザテストスループットを3倍にするCST Globalの新しい検査装置

May, 8, 2017, West Lafayette--CST Globalは、レーザスループットを3倍にしテスト精度を向上させる。
 同社製造プロジェクトエンジニア、Colin Jqcksonによると、全てのレーザの外観検査を行う。「最近発表したAutomatic Bar Stackerは、2、3、4インチウエファバーを一度に最大50まで処理する。バー当たり約110レーザでは、これは一度に5000レーザを超えることになる。手動では、12時間シフトで2つのジェルパックを検査していた。バースタッカーを導入して以来、この手動検査はスピード不足であった。新しいAutomatic Visual Inspection装置は、シフト当たり6ジェルパックを簡単に処理する。シフト当たり10000レーザから30000までのスループットとなり、ボトルネックが解消される」と同氏は説明している。
 CST Globalは、外観検査装置メーカー、キーエンス(Keyence)、ソフトウエア開発社、Wolfと協働して、新しい外観検査装置の稼動、開発、最適化を行った。「ソフトウエアは、レーザID番号認識のために使用し、参照用に各レーザの画像を記録する。ヒューマンエラーを取り除き、プロセスの監査適合性、再現性、完全な一貫性を確保する。
 「Visual Inspection装置が、CST Globalにもたらす利点は他にもある。現状では、シフトにつき1インスペクタを必要とするだけだが、われわれは高価なリソースをどこにでも再配置することができる。最終的に、シフト当たりさらに多くのジェルパックを取り扱えるように外観検査プロセスを最適化しようとしている。われわれの目論見では、間もなく、シフト当たり40000レーザ程度のスループットになる」。
(詳細は、www.cstglobal.uk)