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ソウルセミコンダクタ、Wicop LEDリファレンスモジュール発表

March, 6, 2017, Munich--ソウルセミコンダクタ子会社、ソウルセミコンダクタ・ヨーロッパ(Seoul Semiconductor Europe)は、同社のパッケージフリーWicop LEDをベースにしたレファランスモジュール発売した。
 最初のリリースに含まれるレファランスモジュールは、Wicop Y19, Y22, Y22P LEDs。Y19モジュールは、4クラスタの2×2 LEDで構成されており、統合標準フラクスは4650ルーメン、それに対してY22とY22pモジュールは、4つのシングルLEDs各々で1268ルーメンを達成している。これら全て、演色評価数(CRI) 70、相関色温度(CCT) 4000K。
 発表された全モジュールは共通の顧客ニーズに調整されており、LEDsの位置とピッチ、光学レンズ用のアライメントホールの位置とサイズを規定しているZhaga仕様ブック15にしたがっている。ボードの特徴は標準パワーコネクタ、組立容易、市販レンズとの組み合わせ使用が容易になっている。
 350mAで210 lm/Wの発光効率を持つWicop LEDの最適アプリケーションは、例えば壁面照明器具、建築空間のフロアライト、産業分野の倉庫や製造現場の照明など。屋外では、街路灯、トンネル、スタジアムの照明などに使用できる。
 コンパクトなフットプリントであるので、これらLEDは、従来のLEDよりも数倍小型であり、遥かに明るく、システムレベルでコスト節減が可能になる。これは、蛍光体薄膜を直接チップ表面に張り付ける最先端のチップデザインで達成されており、従来必要とされていたフレームや金線などのパッケージングは廃止になっている。このようにして、Wicop LEDは、スモールフォームファクタが必要とされるアプリケーションにも最適になっている。