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ハイパワーレーザ光で有害動物から穀物を保護

November, 1, 2016, London--BBCによると、リバプールジョンムーアズ大学(Liverpool John Moores University)は、レーザ光の「フェンス」がネズミや他の有害動物を怖がらせ、毒物の代わりになると考えている。
 その技術はスコットランドで試験が行われ、オランダとスペインでも11月にトライアルが行われる予定。
 全国農民組合(NFU)は、Brexit後の農業をサポートするためにイノベーションは重要であると表明している。
 欧州委員会(EU)は、その研究を支援するために170万ユーロを提供した。
 ライフレーザフェンス(Life Laser Fence)プロジェクトのまとめ役、Dr Alex Masonによると、レーザはすでに生産されている。「レーザは多くの状況で使用される商用製品であるが、われわれはそれを農業で使用することを考えている」。
「鳥に対しては非常に有効であることが分かっている。ネズミ、タヌキ、キツネやウサギにも有効であると考えている」。
 Agrilaser Autonomicは、鳥を撃退する装置として販売されている。メーカーによると「鳥は、近づいてくるレーザビームを物理的な危機として感知し飛び去る」。
 研究チームは、作物に被害を及ぼし、家畜のえさを食べ、病気を広げる迷惑な動物にもそれが有効であると考えている。
 有害小動物を毒物でコントロールすることは、小鳥が死ぬなど、意図しない犠牲者を出すことになる。したがって、トライアルでは試験エリアで穀物の被害が50%減り、殺虫剤に触れる鳥が80%減ることを期待している。
 NFUの主席科学アドバイザ、Dr Helen Ferrierは、「農業技術分野へのサポート継続と資金提供は、英国の科学とイノベーションが確実に農業ビジネスに利用されるためには不可欠である」と話している。「農業技術によって英国の農業は、一段と効率的になり、無駄が減り、不安定さを管理するツールが提供できるようになる。また、公平で透明な、機能的なサプライチェーンのマネージメントができるツールにもなる」。
「われわれが当てにできる農業技術は、今後5~10年の潜在的な政治、経済の変化に直面する際に極めて重要である。このような変化は、農業に深刻な影響をもたらすからである」と同氏は話している。
(詳細は: www.bbc.com)