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仮想現実技術を組み込んだ顕微鏡イメージングシステムを初めて利用

September, 5, 2016, NY--マウントサイナイ・ヘルスシステム(Mount Sinai Health System))神経外科教授、システムチェア、Joshua Bedersonは、ライカマイクロシステムズ(Leica Microsystems)の顕微鏡画像インジェクションシステム、CaptiViewを使用する最初の神経外科医である。CaptiViewは、手術中に接眼レンズを通して見たとき、重要な仮想現実イメージングを脳に直接オーバーレイする。
 この新しい顕微鏡技術により、元のCT、MRIおよび血管造影図データセットを含め、選択された画像が顕微鏡手術中に神経外科医の接眼レンズに直接重ね合わされる。
「次世代の拡張仮想現実ツールは、これまで実現されたことのない方法でリアルタイム.情報を提供する」とDr. Bedersonはコメントしている。同氏は、手術ナビゲーションツール開発のためにライカマイクロシステムズ、Brainlabと密接に協力してきた。
 CaptiView画像インジェクションシステムは、Leica M530 OH6顕微鏡と併せてBrainlab Cranial 3.1 Navigation Softwareを利用する。ヘッドアップディスプレイが神経血管とファイバ・トラック情報を2Dまたは3Dで、あるいは接眼レンズで見えるようにスクリーン上にオーバーレイ表示する。顕微鏡組込により、外科医は接眼レンズの画像を切り替えることができ、使いやすい、途切れのないワークフローで、ハンドル制御ボタンまたはフットスイッチを使ってライブ画像と手術前の解剖学的に画像を行き来することができる。顕微鏡に付けられたマーカーにより、位置トラッキングとオートフォーカスが可能になっている。
 この新しい技術は、手術室の標準機能である、Surgical Theater, LLCが開発した手術ナビゲーション先端的プラットフォーム(SNAP)とともに利用することができるようになる。SNAPは、先進的3D可視化技術を提供するものであり、医師が手術アプローチを計画し理解するために手術中に患者特有の3D環境を医師に提供する。