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Keysight、400GE向けにM8000シリーズBERTのラインナップを拡充

May, 20, 2016, 東京--キーサイト・テクノロジー(Keysight Technologies, Inc)は、最大動作速度64 GBaudのPAM-4およびNRZデバイス評価用のM8040A高性能BERTを発表した。M8040Aは、テストセットアップの簡素化および再現性の高い試験の実現が可能なため、次世代データセンター向けレシーバ評価を行うテストラボや研究開発のエンジニアに大変役立つ。

 最新のIEEE 802.3 bsおよびOIF CEI-56G実装協定では、最大400 Gbit/sの通信を実現するための、チップ間、チップ-モジュール間、バックプレーンのような電気インタフェースから光インタフェースまでをPAM-4やNRZで既定している。 研究開発およびテストラボでは、PAM-4やNRZで最大64 GBaudのデータレートでデータセンター向けレシーバを特性評価する必要があり、タイミングマージンの縮小、チャネル損失、非直線性、レベル干渉、クロストークの影響など、新たなテスト課題を解決する必要があり、テストの効率化と精度が非常に重要となっている。
 M8040Aは、AXIeモジュール型のM8000シリーズBERテストソリューションの最新機種。 64 GBaudまでのPAM-4信号と64 Gbit/sまでのNRZ信号をサポートする、一体型のBERT。 パターン・ジェネレーター・モジュールには、内蔵ディエンファシス機能、ジッタ印加機能、第2チャネルを実装することが出来る。エンジニアおよび設計者は、PAM-4とNRZをユーザーインタフェース上で選択するだけで切り替えられるため、PAM-4信号のための外部コンバイナー、配線、スキュー補正が不要となる。 信号品質を高めるため、リモートヘッドを被測定デバイスの近くに配置できる。 アナライザモジュールを使用すると、長いPRBSパターンやQPRBSパターンに対して真のPAM-4エラー解析をリアルタイムで実行できる。 このため、低ビットエラー比および低シンボルエラー比でも、要求される信頼度での証明が可能。 M8040Aは、M8000シリーズと同様のソフトウェアから制御することができる。