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ジカウイルスを媒介する蚊を最新のLED技術で捕る

May, 17, 2016, Ansan--SEOUL VIOSYSとパートナーSETi(Sensor Electronic Technology, Inc)は、紫外帯域を利用する初の画期的な蚊取り製品を発表する。SETiは、UV LEDとUV LEDベースのソリューションの世界的なリーダー。
 violeds技術ベースのMOSCEANは、触媒プロセスで二酸化炭素を生成するコーティングとともにUV LEDを使う。蚊のピーク可視域の光に特別に調整した光と二酸化炭素との組み合わせは、蚊を引き付けて捕らえる点で非常に効果的である。実際、独自の研究によると、MOSCEAN蚊取りで使われるLEDは、ネッタイシマカやヒトスジシマカに非常に効果的であることが分かっている。これらの蚊の種類は、ジカ熱、デング熱、チクングンヤ熱ウイルスを媒介することで知られている。
 蚊の駆除分野の権威、フロリダ大学のDr. Philip Koehlerは、ラボでの一連の実験の後、従来のUV蚊取りと比べてMOSCEANは、ジカ熱ウイルスの主要媒介者であるネッタイシマカの捕獲で常に10倍以上の性能があると発表した。
 効果的な蚊の駆除の必要性が最近明らかにされている。WHOによると蚊は以前から問題になっており、マラリア、デング熱ウイルス、日本脳炎など蚊が媒介する病気によって毎年725000を超える死者が出ている。Dr. Daniel Rubinoffは、「MOSCEANは発光に特殊LEDを使う技術で、ジカ熱ウイルスを媒介する蚊、ヒトスジシマカを含む、様々な蚊を引きつける光を出す」とコメントしている。蚊の数が最近増えてきており、従来の蚊取りよりも多くの蚊を引きつけて捕らえる「MOSCEANは、蚊を捕らえてジカ熱やデング熱の広がりを抑えるのに非常に重要である」とDr. Daniel Rubinoffは、話している。