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100G超光ネットワーク用CFP2 ACOトランシーバの量産出荷開始

March, 22, 2016, 東京--富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)は、100G超光ネットワーク用として、OIF CFP2 ACO Class 1/Class 2へ準拠し、100G DP-QPSK、及び200G DP-16QAM変調方式に対応した、小型、低消費電力なプラガブルタイプのCFP2 ACOトランシーバの量産体制を確立し、Class 1へ準拠した製品を2016年度第1四半期より、またClass 2へ準拠した製品を2016年度第2四半期より量産出荷を開始する。
 この製品の適用により、メトロネットワーク(中長距離)やデータセンタ間ネットワーク用の高機能、高密度実装、低消費電力の光通信装置を実現できる。

製品の特長
1.OIF CFP2 ACO Class 1/Class 2準拠のプラガブルモジュール
現在100Gイーサネットで主流となっている業界標準規格のCFP2 MSA形状で、OIF CFP2 ACOのClass 1/Class 2規格に準拠したコヒーレント トランシーバ。特に、Class 2準拠品では変調器ドライバとして、リニアドライバを採用しており、200G DP-16QAM伝送に対応可能。
2.自社製小型光デバイスの適用
変調器には小型光半導体変調器、受信器には当社小型集積コヒーレントレシーバを採用すると共に、これまで培った光デバイス制御技術を活用して、環境変化に対して高安定なモジュールを実現した。
3.高光出力の実現
回路規模を削減する回路設計技術と高密度実装技術を駆使して、CFPの約半分となるCFP2形状の小型サイズに光アンプの搭載を可能とし、QPSK変調時に対して変調振幅の低下する16QAM変調時でも+1dBm以上の高光出力を実現した。