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II-VI Photop、パルスファイバレーザ向けに音響光学変調器を発表

January, 29, 2016, Pittsburgh--II-VIフォトップグループは、1µm波長で動作するパルスファイバレーザ向けに設計された音響光学変調器を発売した。
 パルスファイバレーザは、精密マーキングや深彫刻アプリケーション向けのコスト効果が優れ、エネルギー効率のよい、手のかからない産業ツールの実現にとって重要である。II-VIフォトップは、パルス動作を可能にする低挿入損失の経済的な音響光学変調器を市場投入する。
 II-VIフォトップの販売・マーケティングディレクタ、Vincent Lin氏によると、この新しい音響光学変調器は同社既存製品、光出力励起レーザ、励起レーザコンバイナ、シード光など、ファイバレーザコンポーネントへの重要な追加となる。「当社は音響光学変調器に対する需要像を見込んでおり、現在生産増に取り組んでいる」とコメントしている。
 音響光学変調器をレーザキャビティに設置すると、レーザ発振を周期的に中断、再開し、短パルスでレーザエネルギーを増強して放出することができる。II-VIフォトップの音響光学変調器は現在、1µm動作のファイバレーザ用には100MHzと120MHzの周波数で提供している。要求に応じて、2µmや可視光を含め、他の周波数および波長にカスタマイズすることができる。