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2016年はネットワーク装置市場で100G技術突破の年

October, 19, 2015, Cambridge--IHSは、「Infoneticsネットワーキングポート:1G、2.5G、10G、40G、100G」を発表した。
 同レポートは、1Gbps、2.5Gbps、10Gbps、40Gbps、100Gbps光およびEthernetポート需要、市場規模、個々のセグメントの成長速度、どの技術や速度が多様なエンタプライズやサービスプロバイダの装置に普及するかを調査している。

ネットワーキングポート市場の注目点
・1G/2.5G/10G/40G/100Gポート出荷は2015年に7億を超え、450億ドルに達するとIHSは予測している。
・100Gポート出荷は2014年に前年比2倍以上となり、163000個に達した。
・IHSの予測では、100Gポート売上は2014-2019年にCAGR 137%で成長する。
 「1G以上のネットワーキングポートの導入はエンタプライズとサービスプロバイダの両方で衰えなく続いている。これは、ネットワークに対する需要に応えて容量を増やそうとしているからである。一般に、ポート速度が速くなればなるほど、成長率も高くなる。つまり、40Gや100Gが市場の重要な成長セグメントになるということだ。しかし、2014年は2.5Gの売上が最高成長率だった、これは中国におけるGPON OLTの膨大な投資と北米のギガビットサービス開始に起因するものである」と調査ディレクタ、Matthias Machowinski氏は指摘している。「先に眼を向けると、40Gの売上が2017年早期に落ち始めると見ている。これは、エンタプライズやデータセンタの需要が新規投入のQSFPベース100G技術にシフトするからである」。
 また、調査ディレクタ、Andrew Schmitt氏は、「2016年は100G技術突破の年になる。メトロネットワークでコヒレント100Gポートが増加し、グーグル、マイクロソフト、アマゾンなどの企業が100G Ethernetスイッチング技術を巨大なハイパースケールデータセンタに導入するからである」と指摘している。