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光通信コリメータレンズアレイ、年率30%超で成長

April, 9, 2015, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、光通信(通信、データコム、CATVを含む)のパッシブおよびアクティブ/集積(ハイブリッド)コンポーネント/デバイスで使用される小型コリメータレンズアセンブリの世界市場規模と技術トレンドについての予測を発表した。
 この市場調査がカバーするのは、シングルレンズアセンブリ、2~12レンズアレイ、12以上のレンズアレイ。両方のレンズアレイカテゴリとも、年率(2014-2019)30%を超える力強い成長が予測されている。シングルレンズ光コリメータアセンブリの世界市場シェアは、2014年に80%超。
 「コリメータレンズは、様々なフォトニック製品で用いられている。この市場調査は、マイクロサイズコリメータレンズアセンブリの利用を予測している。光コリメータレンズアセンブリは、光通信コンポーネント業界の重要な成長指標となる」と光コンポーネントグループディレクタ、Stephen Montgomery氏は説明している。
 ElectroniCastはレンズアセンブリを「ルース」レンズ(1個もしくは多数)と定義している。これらは、光ファイバに取り付ける、平面導波路/アレイ基板、あるいはフェルールなど他のデバイスにはめ込むなどして取り付ける。目的は、光ファイバ通信用に光をコリメートすること。
 商用光通信アプリケーションで使用される光コリメータレンズアセンブリの世界消費額、2014年に前年比8.7%増、2億8720万ドルに達した。
 消費額は、レンズアセンブリがより高度なコンポーネント、モジュールパッケージに最初に用いられる地域に基づいている。したがってElectroniCastの予測では、予測期間がカバーするほとんどの期間の市場シェアでAPAC地域がリードする(2014年、43%)。USが牽引するアメリカ地域(同40%)は、2019年までNo.2の座を維持。ヨーロッパ(同17%)は、緩やかな成長から力強い成長になると予測されている。これは同地域が付加価値を形成するサブアセンブリや装置に関わっているためである。