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中赤外レーザ、CAGR 8.2%で成長、防衛と化学セグメントが市場を牽引

January, 29, 2015, Wellesley--BCCリサーチ(BCC Research)によると、中赤外(mid-IR)世界市場は、予測期間(2014-2019)にCAGR 8.2%で成長して2019年には7億4260万ドルに達する。開発段階の新技術が多く、市場は拡大フェーズにある。
 このように拡大が期待されるのは、中赤外レーザ企業による技術革新のためである。室温動作、サイズと重量の削減が直接価格に影響を与えており、市場での低価格化につながっている。こうしたことから、数年前には考えられなかったアプリケーションに幅広くドアが開かれた。
 現在、中赤外レーザの世界市場は大きく変わろうとしている。研究やヘルスケアから防衛まで、様々な業界で採用が拡大している。以前は、市場では電気化学デバイスや半導体センサが優位を占めていたが、中赤外センサの役割が大きくなっている。このため価格や供給だけでなく、市場力学、顧客の期待、操作方法も大きく変わった。
 「防衛や化学などの業界が北米の中赤外市場の成長に大きく貢献している、予測期間でこれらのセグメントから大きな売上が期待できるからだ」とBCCリサーチのアナリスト、Pawan Kumar氏はコメントしている。同氏によると、防衛産業は最大売上を生み出すセグメントであり、今後もそれは変わらないので、2014-2019年の期間にCAGR 3.7%で成長して、2019年には1億9140万ドルに達する見込みだ。研究と化学セグメントは、それぞれCAGRs 12.1%、9.2%と最速の成長が見込める。
 中赤外センサは、様々な材料やガスの化学成分を検出、計測するために使用される。化学元素の検出で中赤外の効率性は、他に並ぶものがなく、また比較的にコスト効果も高い。中赤外は、防衛、通信、IoT、医療、ヘルスケアを含む商用アプリケーションなど、様々な領域で使用される。