光パケットトランスポート装置市場、2019年に100億ドル

January, 26, 2015, Redwood City--DellOro Groupが発表した光トランスポート予測レポートによると、光パケットトランスポート装置は年平均14％で成長して2019年には100億ドルに達すると見られている。
　「前世代の光装置はその伝送容量で特徴付けられていたが、次の世代はその適応性や開放性で特徴付けられる、と考えている」とDellOro Groupの光トランスポート市場調査担当VP、Jimmy Yu氏は指摘している。「サービスプロバイダは、ソフトウエアデファインドネットワーク(SDN)アーキテクチャ、つまりキャリアSDNに移行するためにこのような特徴を必要としている。また、これによってネットワークが柔軟になり、運用コスト削減が可能になる。光パケットトランスポートを始めるにあたって、適切な光ネットワーク装置を採用することでサービスプロバイダは、キャリアSDNの利点を実現することができる」。
　光パケットトランスポートシステムは、光スイッチ機能とWDMオプティクスを統合しており、これによってWDMシステムの機能を大容量スループットを超えて、帯域マネージメント、プロテクション、障害回復を含むように強化する。装置メーカーがオープンコントロールインタフェースを追加すると、光パケットトランスポート装置は優れたネットワーク装置になり、SDNコントローラからのネットワークの変更、サービス開始や停止などのリクエストを実行できるようになる。