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Zecotek、MAPDで日本特許取得

December, 16, 2014, Singapore--ジーコテック(Zecotek Photonics Inc)は、日本特許庁が同社マイクロチャネル・アバランシュフォトダイオード(MAPD)シリコンフォトマルティプライヤの特許を発行したと発表した。
 MAPDシリコンフォトマルティプライヤは、韓国のナショナルNanoFabセンタが契約にしたがって製造する。Zecotekは、2015年4月に、高い時間分解能、低ダークカウント、低過電圧、高い光検出効率のMAPDアレイを紹介する予定。MAPDアレイは、集積検出ソリューション向けでコスト競争力があるハイパフォーマンスLFSアレイに匹敵する。業界は、光電子増倍管(PMT)からの移行としてTime of Flight PET医療用スキャナ導入の方向に動いているので、Zecotekは、主要OEMsと協力して同社のMAPDアレイ普及の準備を進める。また、MAPDは高い直線性と非常に高い耐放射性を特徴としているので、CERN新世代大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の高エネルギー向け最有力候補となる。
 Zecotek特許のMAPD-3Nは、すでに発表されたMAPDのデザインアップグレード版。これは、競合するPMTや他の固体、シリコンベースのフォトディテクタに対して大幅なパフォーマンス-コストメリットがある、とZecotekは主張している。
(詳細は、www.zecotek.com)