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ダウエレクトロニックマテリアルズ、初の大規模量子ドット製造

September, 30, 2014, Philadelphia--ダウ(Dow Chemical Company)は、同社の韓国Cheonanで世界初の大規模、カドミウムフリー量子ドットを製造を始めると発表した。
 2013年1月に発表したこの新しい工場は、伸び続ける消費市場に応えて数百万の量子ドットTVsとその他のディスプレイアプリケーション向け製造を可能とする。新工場での製造は、2015年上半期に開始予定となっている。
 「今回の発表は、ディスプレイ業界が、カドミウムを使うことなしに、ディスプレイの鮮やかな色を求めて量子ドットへの移行渇望を示すものである」とダウエレトロニックマテリアルズのディスプレイ技術グローバルビジネスディレクタ、Dr. C.G. Parkはコメントしている。
 さらにDr. Parkは、ダウは半導体産業向け製造拡大で深い経験があるので、ディスプレイメーカーが自信をもってそれぞれの量子ドット要求を計画することができる、と付け加えている。
 2013年1月23日、ダウエレクトロニックマテリアルズとナノコグループ(Nanoco Group plc)は、ナノコのカドミウムフリー量子ドット技術のグローバルライセンス契約を結んだ。契約に従い、ダウエレクトロニックマテリアルズは独占的に世界中で、ナノコのカドミウムフリー量子ドットを電子ディスプレイ用途で販売、マーケティング、製造する権利を有する。製造工程は、大量生産を可能にするナノコの特許、分子シーディング技術を利用する。
 ダウのTREVISTA量子ドットは、幅広いカラーパレットと改良彩度を満たすように高精度に調整できる。