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JDSU役員会、会社2分割を承認

September, 16, 2014, Milpitas--JDSU役員会は、JDSUを2社の株式公開企業CCOPとNSEに分割することを満場一致で承認した。
 光コンポーネントと商用レーザカンパニー(CCOP)は、JDSUの現在の通信および商用光製品セグメントで構成される。CCOPは、この先4年で平均11%成長が予測される74億ドル光通信市場に製品を供給する。また、今後年率7%成長が予測されている約25億ドル商用レーザ市場にも対処する。
 ネットワーク&サービスエネイブルメントカンパニー(NSE)は、JDSUの現在のネットワークエネイブルメント、サービスエネイブルメント、オプティカルセキュリティおよびパフォーマンス製品(OSP)セグメントで構成される。NSE単独会社は、年率6~8%成長が予測されている約70億ドルネットワーク&サービスエネイブルメント市場に対処する。NSEは先ずは高成長市場に注力する、特に仮想化とSDNをサポートするソフトウエアにフォーカスする。光セキュリティ事業は、この先6~8%の成長が予測されている約11億ドル市場をターゲットにしている。

CCOPカンパニー
 単独CCOPは、通信市場向け光コンポーネントとサブシステムの世界的リーダーとなる。クラウドネットワーキングやデータセンタ構築に後押しされてデータ通信でも成長機会がある。CCOPは引き続き商用レーザや3Dセンシングアプリケーションにもフォーカスしていく。CCOPの会計年(FY)14の売上高は7億9410万ドルだった。
 CCOPのCEOにはAlan Lowe氏が指名されている。

NSEカンパニー
 単独NSEは、次世代ネットワークの迅速、経済的導入と運用向けにインスツルメンツ、ソフトウエア、サービスを提供する世界的なリーダー。ネットワーク接続装置やネットワークで実行するアプリケーション普及に後押しされて、NSEのサービスエネイブルメント事業は、業界のSDN(software defined networking)移行をサポートするソフトウエアソリューションに注力している。SDNは、この先6年で全ネットワーク投資の30~40%に影響を及ぼすと予測されている。この新会社には、JDSUのOSP事業も含まれる。これは、通貨認証用の偽造防止ソリューション、セキュリティ、安全、エレクトロニクスなどのアプリケーション向け高価値光コンポーネントとインスツルメンツの市場リーダー。NSEとOSPを合わせて、FY14の売上は9億4950万ドルだった。
 NSE単体のCEOは、Tmo Waechter氏。
(詳細は、www.jdsu.com)