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供給制約にも関わらずデータセンタ物理インフラ市場は11%成長

April, 1, 2022, Redwood City--DellOro Groupのレポートによると、2021年、下半期の成長を制限するサプライチェーン制約にもかかわらず、データセンタ物理インフラストラクチャ収益は、11%増だった。
 そのようなサプライチェーン制約は2022年を通じて残ると予測されているので、台数の伸びは制約を受ける見込でアリ、上昇するASPsが2022年の収益の伸びをサポートする。

「4Q 2021データセンタ物理インフラストラクチャベンダの在庫は、伸び続けている。多くのベンダは記録的なレベルだと吹聴している」とDellOro Groupの主席アナリスト、Lucas Beranは言う。「これは、当面、データセンタ物理インフラストラクチャ市場の複雑なダイナミクスを際立たせる。需要は歴史的に高レベルである。業界は、かつてなかった、最も大きなサプライチェーン問題に直面している。しかし、他社よりもその問題をうまく乗り切ることができるベンダにとっては、これが市場における最も重要なチャンスを作り出し、市場の競争的環境で長期的変化の可能性につながる」と同氏は分析している。

レポートのハイライト
・Schneider Electric、Vertiv、およびEatonが、データセンタ物理インフラストラクチャの上位3ベンダで、2021年収益の45%を占めた。
・2021年、最速成長データセンタ物理インフラストラクチャ市場セグメントは、熱管理で、収益は14%増。直接液体冷却と液浸冷却技術が主導している。
・世界のデータセンタ物理インフラストラクチャ収益は、2022年に8%成長で、230億ドルを超えると予測されている。