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POETとLiobate Technologies、ウルトラハイパフォーマンスPICで提携

February, 28, 2022, Toronto--POET Technologies Inc.は、Liobate Technologiesとの提携を発表した。目的は、POETのOptical Enginesに先進的なThin-Film Lithium Niobate (“TFLN”)変調器を組み込むことである。これによりデータセンタおよびテレコムアプリケーション向けにパワー効率のよい超高帯域EO変換をサポートする。
 このマルチフェーズ、共同開発プロジェクトは、先ずは、POET 400/800GbpsトランスミッタとレシーバOptical Engineの提供、商用化を重視している。

POET Technologiesのチェアマン/CEO、Dr. Suresh Venkatesanは、TFLN変調器の主要企業との協働に関連して、「モノリシックシリコン、InPおよび先端ポリマを含む、高速変調器向けに現在界は中の全ての材料のなかで、当社は、TFLNが、早期商用導入、長期的成功可能性では最も有望であると考えている。POET Optical Interposerプラットフォームは、ハイブリッド集積プラットフォームであり、これは、特殊アプリケーション向けに最適変調器を利用する柔軟性がある。当社は、光変調のマルチパスを追求している、シリコン、TFLNベースEO変調器、個別の変調デバイスを必要としない直接変調レーザ(DML)がこれには含まれている。われわれの目標は、POET Optical Interposerの優れた光と電気パフォーマンス特性にコンポーネントを一致させ、高速トランシーバやコパッケージオプティクスアプリケーションに向けて、Optical EnginesとOptical Interposerベースのフォトニック集積回路にPOETが画期的な性能を導入できることである」とコメントしている。

歴史的にリチウムナイオベート(LN)は、変調器用途で、最も成熟した、高信頼、ローコスト材料の一つであったが、その大きさと低い電力効率のために、クラウドデータセンタでは、高速、高密度光インタコネクトで普及しなかった。それは、固有の高帯域、低い挿入損失、非線形光学品質と高い信頼性で知られており、世界的に少数の企業が、最近、薄膜リチウムナイオベート(TFLN)を開発して初めて、この材料の利用が、ミリ波データ通信、テレコム、センシングや量子コンピューティングで新しいアプリケーションを可能にしている。

(詳細は、https://poet-technologies.com/)