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並外れた特性を持つ新生のメタマテリアルは2024年に主流になる

August, 11, 2014, Boston--メタマテリアルは、天然材料には一般に見られないような並外れた特性を持つ人工の材料であるが、ラクスリサーチ(Lux Research)によると、いずれニッチ商用アプリケーションに登場し、10年で主流になる。
 メタマテリアルは、慎重に制御されたマイクロ構造、ナノ構造を使い新たな機械的、電磁的あるいは音響的特性を創り出す。用途としては、改良版サテライトアンテナ、セキュリティスキャナのようなデバイスがある。また、超高解像度画像、電磁照射を完全に回避させる「隠れ蓑」を作り出すスーパーレンズのような魅力的イノベーションも含まれる。
 レポート「法則の破壊:新生のメタマテリアルがパフォーマンスの方向を変える」の著者、ラクスリサーチアソシエイト、Anthony Vicari氏は、「開発者がメタマテリアルを製造する安価な方法を見つけ出すにつれて、メタマテリアルは通信、エレクトロニクス、防衛などの産業に決定的な影響を与える」とコメントしている。

調査結果の要点
・資金は政府機関が優位:ベンチャーキャピタル投資家はメタマテリアルスタートアップに1億ドル以上投資しているが、多額の資金は政府系から来ている。DARPAから中国中央政府まで、2億ドル以上の資金を投じている。
・多様なスタートアップ:2006年以来、Rayspan、Kymetaなどのスタートアップが、簡単に達成できる目標をターゲットにしてきた。通信アンテナのような、無線、マイクロ波周波数、電磁メタマテリアルを開発している。現在、他のスタートアップは可視光を操作するメタマテリアル、細菌を撃退する表面を造るメタマテリアルに注力している。
・論文ではデューク大学が先行:2000年以来、7500を超えるメタマテリアル学術論文が500以上の大学で発表されている。デューク大学、メタマテリアルと集積プラズモニクスセンタが、133件の発表で先頭に立っている。インペリアル大学ロンドンのプラズモニクスとメタマテリアルセンタ、ペン州立大学も学術リーダー。