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赤外ディテクタ市場、2026年に6億1900万ドル

October, 21, 2021, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「赤外ディテクタ市場、COVID-19の影響分析、タイプ(MCT、InGaAs、焦電、熱電対、マイクロボロメタ)、技術(冷却、非冷却)、波長(NIR&SWIR、MWIR、LWIR)、アプリケーション、業種、地域、2028年までのグローバル予測」によると、全般的な赤外ディテクタ市場は、2021年の4億4600万ドルから、CAGR 6.8%成長で2026年に6億1900万ドルに達する見込である。
 赤外ディテクタは、周囲環境をセンシングすることで赤外放射を検出するために利用される電子デバイス。赤外ディテクタは、0.7µm~1µmの範囲の赤外スペクトルを検出できる。様々なタイプの赤外ディテクタが市場で入手可能である。例えば、水銀カドミウムテルル(MCT/HgCdTe)、InGaAs、マイクロボロメタ、パイロエレクトリック、熱電対赤外ディテクタ。アプリケーションは、産業および非産業で、人々&動作センシング、温度計測、セキュリティ&監視、ガス&火の検出、分光学&バイオメディカルイメージング。

主要な赤外ディテクタ市場プレイヤは、Excelitas Technologies(US)、浜松ホトニクス(日本)、村田製作所(日本)、FLIR Systems、Inc.(US)、Texas Instruments(US)、日本セラミック(日本)、オムロン(日本)、およびLynred(フランス)。

2021年、タイプでは、パイロエレクトリックセグメントが最大シェア
 このセグメントは、予測期間に優位な位置を維持する見込。人々および動作センシングが、パイロエレクトリック赤外ディテクタの重要アプリケーション領域。全ての物体あるいは物質が、一定の放射エネルギー、つまり赤外放射を出す。これを赤外ディテクタで検出できる。パイロエレクトリック赤外ディテクタは、パッシブ赤外(PIR)技術を使う。これは、物体/物質からの赤外放射量を検出できる。これらのディテクタは、放射量の変化も特定できる。それは、物体の温度変化に依存する。パッシブ赤外ディテクタデバイスは、検出のためにエネルギーを全く生成、放射しない。PIRベースモーションディテクタは、人々、動物、物体および物質の動きの検出に用いられる。

人と動作センシングアプリケーション向け市場は、予測期間に最高CAGR成長
 赤外ディテクタは、物体や非人間の動きを検出するために人と動作センシングアプリケーションに用いられる。人および動作センシングデバイスは、小売店、スタジアム、ショッピングモール、美術館で特別な空間に出入りする人々の数をカウントするために、またその動きを観察するために広く用いられている。それ以外に、これらのディテクタは、ビルオートメーションや安全性向上のために商用、住宅インフラストラクチャで、利用がますます増えている。たとえは゛赤外センサは、存在検出のためにスマート照明システムで用いられている。これにより、どんな生き物でも存在が検出されると、照明の自動ON/OFFが可能になる。ビルの赤外ディテクタの別のアプリケーション例は、セキュリティシステムでの利用。赤外ディテクタは、窓のサイドに固定されている。これらのディテクタは、窓で人を検出するとアラームを上げる。パルスが赤外ディテクタにより送信され、それがアラームシステムに転送されて警告を発生する。パッシブ赤外センサ(PIR)、パイロエレクトリックセンサは、一般に人々や動きのセンシングアプリケーションで用いられている。自動車は、赤外ディテクタが人の検出に用いられるもう1つの新興セグメントである。

2021年、北米が赤外ディテクタ市場で最大シェア
北米の赤外ディテクタ市場は、さらにUS、カナダ、メキシコに分類されている。地域市場の成長は、主要企業、Excelitas Technologies(US)、Texas Instruments(US)、Honeywell International(US)、およびFLIR Systems(US)によって独占されている。これらの企業は、APACなどの新興市場でプレゼンスを拡大しようと奮闘している。赤外ディテクタ市場で有名な企業は、自動車や軍&防衛など様々な業界の企業を買収、協力、提携し、その製品ポートフォリオを広げ、プレゼンスを拡大しようとしている。例えば、2019年、FLIR Systems(US)は、Tier1自動車サプライヤ、Veoneer(US)と提携した。狙いは、Veoneerの自動運転車での利用にサーマルセンシング技術を供給することである。