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産業用Ethernetスイッチ市場、2028年に49億9000万ドル

June, 11, 2021, San Francisco--Allied Market Researchのレポート「産業用Ethernetスイッチ市場、タイプ毎、業種、2021-2028年、グローバル機会分析と産業予測」によると、グローバル産業用Ethernetスイッチ市場規模は、2020年に29億4000万ドル、CAGR 7.10%成長で、2028年に49億9000万ドルに達する見込である。予測期間に、北米地域が、グローバル市場に主に貢献する。これに続くのがヨーロッパ。

Ethernetスイッチは、マルチポートネットワークスイッチであり、全てのコンピュータネットワーキング機器をコンピュータに接続する。要求に関係なく全てのポートにデータをフォワードするEthernetハブと違い、Ethernetスイッチは、必要とされている目的のポートにだけデータをフォワードする。産業グレードEthernetスイッチは、産業ネットワーク環境の機器を接続するために特に設計されており、-40°C から 75°Cの極端な動作温度、衝撃、振動に晒される。そのようなタイプのEthernetスイッチのアプリケーションは、産業および工場のオートメーション、鉄道やインテリジェント輸送システム(ITSs)、海洋、石油&ガス分野にある。

世界の産業Ethernetスイッチ市場は、予測期間に大きく成長する見込である。自動車&輸送環境における通信効率確保のための必要性向上にともなう利点から産業Ethernetスイッチの採用増などの要素が、市場成長の大きな原動力となる。加えて、スマートグリッド、インテリジェント鉄道&交通、セキュリティ&監視、他の公共設備におけるアプリケーションの登場が、産業Ethernetスイッチ市場の成長を後押しする。

しかし、セキュリティ攻撃に対して脆弱になっているEthernetスイッチに関する技術的複雑さが、産業Ethernetスイッチ市場シェアの制限要因になると見られている。対照的に、Industry 4.0の登場などの要素が市場の成長好機となる見込である。加えて、自動車&運輸産業におけるコネクティッド車輌の登場は、予測期間に産業Ethernetスイッチ産業の成長機会となる見込である。

世界の産業Ethernetスイッチ市場は、タイプ、業種、地域に基づいて分けられている。タイプでは、市場は、管理と非管理に二分されている。業種では、市場は、製造、電気と発電、航空宇宙&防衛、自動車&輸送、石油&ガスなどに分類されている。

地域では、産業用Ethernetスイッチ市場トレンドは、北米、ヨーロッパ、APAC、LAMEAで分析された。2020年、北米が最大収益。これは産業化の進捗、IT産業の急速な発展によるものである。加えて、制御目的で既製インフラストラクチャに産業Ethernet機能のオートメーション導入の必要性、電力網にインストールされたデバイスでそのシステムの利用などの要素が、同地域で市場の成長を促進する。

調査の要点
・産業用Ethernetスイッチ市場分析により、マネージドセグメントが予測期間に一般的となり、後にアンマネージドがくる。
・APACと北米を合わせて、2020年、産業用Ethernetスイッチ市場シェアの62.92%以上を占めた。
・電気&発電セグメントが、予測期間に最高成長率と見られてている。
・中国が、APAC産業用Ethernetスイッチ市場で主要シェアホルダであり、2020年のシェアは約27.89%だった。