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面発光レーザーの日

May, 20, 2021, 東京--公益社団法人応用物理学会微小光学研究会は3月22日を「面発光レーザーの日」と定め、一般社団法人日本記念日協会に記念日登録した。
面発光レーザーは、基板と垂直にレーザービームを放射する半導体レーザーで、伊賀健一博士(元東京工業大学学長、当研究会代表)の発明による。今ではLAN、コンピューターマウス、レーザープリンター、顔認証など多くの応用分野で使われており、世界的に認められている。この業績により同氏は2021年のIEEE Edison Medal、応用物理学会光工学賞(高野榮一賞)などを受賞した。日本発のデバイスである面発光レーザーが発案された日を記念日として登録されることになった。

日付の由来は1977年3月22日に伊賀健一(東京工業大学)が面発光レーザーを発案、これを研究ノートに記載した。これを記念し3月22日を「面発光レーザーの日」と制定することになった

今後のイベント等の予定
・面発光レーザーシンポジウム
毎年3月22日の前後に面発光レーザーシンポジウムを企画予定
・面発光レーザーリモート懇談会
面発光レーザー関係者のリモート懇談会を開催
・応用物理学会微小光学研究会で関連の研究会開催、および上記シンポジウムの協賛
2022年3月22日(火)に第162回微小光学研究会「面発光レーザー」を開催予定
・その他関連する海外のイベント
Asian VCSEL Day Symposium,Vrije Universiteit BrusselのVCSEL Day、
IEEE Photonics Society, OSA, SPIEの関連セッションなど

関連ウエブサイトなど
1)面発光レーザー(VCSEL)とは  https://ja.wikipedia.org/wiki/VCSEL
2)伊賀健一の紹介  https://ja.wikipedia.org/wiki/伊賀健一
3)微小光学研究会  http://www.comemoc.com/topics.html
4)日本記念日協会  https://www.kinenbi.gr.jp/ 
5)伊賀健一:“面発光レーザーが輝く“、第2版、オプロトニクス社、(2021)
6)伊賀健一、波多腰玄一:“光エレクトロニクスの玉手箱Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ“、アドコム・メディア社、(2018,2019)
7)「面発光レーザーの日」記念日登録証 (別添参照)

本件に関する問い合わせ先
公益社団法人応用物理学会微小光学研究会 事務局
小椋行夫
〒241-0806 神奈川県横浜市旭区下川井町2325-26
TEL 080-5412-0844 FAX 045-954-2777
E-mail ogura@comemoc.com