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400Gコヒレントオプティクス出荷、2020年中に3倍

April, 14, 2021, Boston--Cignal AIの調査「4Q20トランスポートアプリケーションレポート」によると、最先端の第3世代(400/600Gbps)と第5世代コヒレント(800Gbps) WDM技術は激増した。ネットワークオペレータが最新の伝送ハードウエアにアップグレードしたためである。
 Cienaは、引き続き最先端のコヒレント技術の出荷で先頭に立っているが、Cisco、Infinera、Huawei、Nokiaも4Q20にシェアを獲得し始めた。Acaciaは、継続して数千のコヒレントポートを出荷し、クラウドオペレータのオプティカルホワイトボックス導入をサポートしている。

「Ciena以外のベンダが、ついに第3世代コヒレント技術の生産を増やし、この新市場の成長を加速させている。第4世代コヒレント400ZRおよび400ZR+技術は、2022年に次の市場シェア競争に入る」とCignal AIディレクティングアナリスト、Andrew Schmittはコメントしている。

調査の要点
・4Qコンパクトモジュラー販売は+30%を超える増加、光市場全体を大幅に凌駕した。
・Cienaは、2020年にコンパクトモジュラー市場シェアを失ったが、これはNokiaやHuaweiが、主にAPACで販売を伸ばしたためである。APAC以外ではCienaは、依然として市場の約1/2を占めると主張している。
・APACは、4Qおよび通年でパケット-OTNスイッチング販売の60%以上を占めた。APACは、2020年パケット-OTN販売の成長で全地域をリードした、これはOTNベースアーキテクチャが、引き続き同地域で勢いがあったからである。
・AcaciaやInphiからの400ZR早期製品出荷は、4Q20の増加。これらの製品の全ての技術的リスクがなくなり、2021年には需要が製造能力を上回ると予想されている。
・400ZR+の2022年出荷予測は増加。非クラウドオペレータからの400ZR+への関心が予想以上強いからである。