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メタマテリアル市場、2026年に14億5700万ドル

April, 12, 2021, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「メタマテリアル、材料タイプ(電磁気、テラヘルツ、フォトニック、チューナブル、FSSおよびその他)、アプリケーション(通信アンテナ、ウインドスクリーン、ソーラパネル、センサ、デイスプレイ、医療イメージング)、業種と地域、2026年までのグローバル予測」によると、市場は、2021年に3億500万ドル、予測期間にCAGR 36.7%で成長し、2026年に14億5700万ドルに達する見込である。

デザイン機能の多様性、反射防止コーティングアプリケーション、自動運転車向けのレーザやLiDAR開発。太陽光発電システムにおけるメタマテリアルの利用、ドローン向けメタマテリアルベースレーダー、5Gにおける前進が、メタマテリアル市場の成長を促進する主因である。

通信アンテナとレーダが、メタマテリアル市場で最大シェア
 通信およびレーダー(ビームステアリング)セグメントが、2021年メタマテリアル市場で最大規模と推定される。衛星通信、Wi-Fiルータ、レーダー通信および5G通信などのアプリケーション向けに増え続ける通信アンテナ需要が、通信アンテナとレーダーアプリケーション向けメタマテリアル市場の成長を後押しする主因。システム性能強化のためにメタマテリアルを使用するアンテナは、負の誘電率が可能であり、これらの材料によりアンテナは、電気的に小サイズ、高指向性、チューナブル動作効率などの特性とともに、レーダーパワー増、帯域効率性能向上の特性を持つ。

航空宇宙&防衛業種が2020年の市場で最大シェア
 航空宇宙&防衛セグメントが、金額で2021年メタマテリアル市場で最大規模となる見込。防衛業種では、主に通信でカスタマイズされたソリューションを必要とする。航空宇宙&防衛業種では、採用されているメタマテリアルベースのデバイスの大半はアンテナ、保護層、ウインドスクリーン、EMC遮蔽、クローキングデバイス(遮蔽装置)。メタマテリアルベースのアンテナは、チューニングにより様々な周波数が可能なので、防衛分野ではセキュアな通信に用いることが可能。航空宇宙&防衛業種向けのメタマテリアル市場の成長は、伸び続ける帯域需要、セキュアな通信の必要性によるものである。

2026年北米が最大市場シェア
 北米は、航空宇宙&防衛業種からの需要増大により、2020年メタマテリアル市場で最大シェアを占めると見られている。DOD、DARPA、NASAなどの政府機関は、メタマテリアルベースのアンテナを研究している大学や産業プレイヤに広範に研究資金を提供している。メタマテリアル需要は、近年、著しく増加しており、これは主に航空宇宙&防衛、自動車、コンシューマエレクトロニクス、医療、エネルギー&電力業種からの需要である。米国政府機関(DOD、DARPA、US海軍) および 私企業(Bill Gates Foundation (US)、Lux Capital (US)、Kresge Foundation (US))が、研究機関、様々な企業に資金を提供している。狙いは、メタマテリアル技術の強化、効率的でコスト効果の優れた電子デバイスやアプリケーションの開発である。