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北米トランスポート投資、Q4に急落

March, 23, 2021, Boston--Cignal AIの調査、トランスポートハードウエアレポートによると、北米ネットワークオペレータは、第4四半期に光およびパケットトランスポートハードウエアの調達を激減させた。Tier1オペレータは、COVID-19関連の供給混乱の懸念の中で早期の投資を優先させ、現在ではその購入容量を利用、導入することに集中している。ヨーロッパの投資動向は、Q4に改善したが、交換レート調整ベースでは落ち込んだ。

「2020年中の大規模な混乱にもかかわらず、2020年の全般的な投資はわずかに落ち込んだだけであった。しかし今期、オペレータが争って安全在庫確保に走っているため、ほぼ全てのベンダが、CAPEXが年初に引っ張られた影響を感じている」とCignal AIトランスポートハードウエア主席アナリスト、Scott Wilkinsonは分析している。

4Q20トランスポートハードウエアレポートの要点
・2020一年間では、北米光トランスポートハードウエア投資は、2019年比でわずかに減少。CienaとInfineraが前年比横ばい、Cisco、Nokia、富士通が減少を報告。
・EMEAの光販売成長は、この四半期および通年で堅調であるが、中国における販売は横ばいだった。Huaweiは、政治的圧力と競合によるデザインウインにもかかわらず、両方の地域で継続して市場シェアリーダー。
・北米のパケットスイッチングとルーティング販売のパタンは、光販売を密接に反映しており、この四半期はほぼ-20%の落ち込み。Nokiaの販売は、この四半期および通年で増加、一方Ciscoの市場シェアは落ち込んだ。Nokiaは同地域でシェアを獲得し、Ribbonが前年比成長。これは大きなウインを確保して、10倍を超える販売を押し上げたからである。