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OLED市場、2026年に、728億ドル

March, 22, 2021, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「OLED市場、COVID-19の影響分析、製品タイプ(スマートフォン、TVs、スマートウエアラブル、大型ディスプレイ)、パネルタイプ、パネルサイズ、技術、業種、地域、2026年までのグローバル予測」によると、市場は2021年に384億ドル、予測期間にCAGR 13.6%成長で、2026年に、728億ドルに達する見込である。
 スマートフォンで急増するOLEDディスプレイ、OLEDパネル製造のために新工場建設への巨額投資、特にスマートフォンとTVコンシューマからの、すぐれた視聴体験に対する強い要求、OLED技術の急速な進歩、AR/VRヘツドセットアプリケーションでAMOLEDディスプレイに対する需要増、OLED照明に対する世界中の政府からの財政支援などが、OLED市場の主要な成長因である。

予測期間にディスプレイデバイスがOLED市場で大きなシェア
 ディスプレイパネルは、TVs、デスクトップPCs、ノートブック、スマートフォンなど、様々なアプリケーションで利用されている。様々なタイプのディスプレイがある、フラットパネルディスプレイ、フレキシブルディスプレイ、透明ディスプレイ。これらはOLED、LEDバックライトLCD、量子ドットLED、E-ペーパー、その他などが組みこまれている。CRT、CCFL、LCDなど従来のデイスプレイ技術は、これら新技術に取って代わられつつある。ディスプレイ市場は現在、画像品質、ディスプレイサイズ、消費電力特性に関して大きく進歩している。OLEDは、効率、輝度、柔軟性、薄型ディスプレイパネルを実現する新技術。次の10年で、OLEDsは、小型から大型TVsまで、あらゆるディスプレイアプリケーションでLCDsに取って代わると予測されている。

予測期間にコンシューマ分野が大きなシェア
 コンシューマセグメントは、予測期間に市場の90%以上、引き続き最大規模を維持すると見られている。コンシューマ領域に含まれる製品は、スマートフォン、TVs、スマートウエアラブル、PCモニタやラップトップ、タブレット。その全てが、世界のOLED市場で大きなシェアを取っている。コンシューマエレクトロニクス市場は、大型スクリーンTVsやスマートフォンの進化における画像鮮明度の改善など、著しい技術進歩で急速に成長している。OLED技術により、これらの先進的製品の開発が可能になっている。コンシューマセグメントでOLED製品の需要を後押しする要因に含まれるものは、コンシューマデバイスにおける技術進歩と世界の経済成長。スマートフォンやTVsは、大規模にOLEDディスプレイを使う。

ヨーロッパが予測期間に高いCAGRで成長
 ヨーロッパの自動車産業の著しい成長が、この地域のOLED市場の成長の主因である。世界的にヨーロッパは、高級自動車製造として知られている。高級車のほとんどがが、安全機能を提供するHUDs、セントラルスタックディスプレイ、計器類など、自動車OLEDデイスプレイを導入しているので、この地域でOLEDディスプレイ需要が増加している。西欧は、世界最大の広告市場の一つ。UK、ドイツ、フランスは、西欧でデジタルサイネージディスプレイを利用で最高の広告費を占める。さらに、OLEDデイスプレイ需要が急増している。これは、コンシューマ電子デバイスの採用増、自動車アプリケーション向けのOLEDディスプレイの高採用率によるものである。