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16G FC急増、1Q14ですでに世界のSAN市場の42%を占める

June, 19, 2014, Campbell--Infonetics Researchは、「SANとコンバージド・データセンタネットワーク装置」レポートを発表した。このレポートは、SANファイバチャネル(FC)スイッチ、HBAs、コンバージド・データセンタネットワークアダプタ、ストレージ用のスイッチポートを調査している。

市場の注目点
・世界規模で、SAN市場(FCスイッチとHBAs)は1Q14で5億9200万ドル、前期比9%減、前年同期比3%減。
・SANスイッチとアダプタ市場では引き続きブロケードがNo.1プレイヤーで、1Q14の市場シェアを3ポイント伸ばした。
・世界のコンバージド・データセンタネットワークアダプタの売り上げ(ストレージで使用されるEthernetスイッチポートとコンバージドネットワークアダプタ)は1Q14に前期比4%減、5億4900万ドルだった。CNAsは引き続き売上の大半を占めており、これに続くのがiSCSIアダプタ、ユニバーサルアダプタ。
・最近の買収によりQLogicは、2Q14にはコンバージド・データセンタネットワークアダプタ(CNA)市場でNo.2となる見込。
・市場シェアを獲得するために、コンバージド・データセンタネットワークアダプタベンダは、クラウド、SDN、NFVを狙っている。
・仮想ワークロードの自動配置機能を持つクラウド設計のデータセンタへの移行が原動力となって、長期的なトレンドとして、データセンタ内のストレージやアプリケーショントラフィックがEthernetベースになるコンバージドネットワークに向かう。

 ディレクティングアナリスト、Cliff Grossner, PhDによると、16G FCの急増により8Gの撤退が急速になっている。「16G FCソリューションは現在SAN売上の42%を占めており、32Gはまだ2年先であるので、8Gと4Gに代わって16Gの加速が続いている」。また、同氏によると16G市場のほとんどはインタースイッチ、スイッチとストレージアレイ間であって、サーバ接続ではない。