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凸版印刷、高精度の人体情報計測が可能な「トッパンバーチャルヒューマンラボ」設立

January, 5, 2021, 東京--凸版印刷株式会社(凸版印刷)は、南カリフォルニア大学より、高精度の顔計測が可能な装置「ライトステージ」を導入した。同時に顔計測データを始めとした、さまざまな人体情報データ活用に関する研究/用途開発を推進する「トッパンバーチャルヒューマンラボ」を2020年12月23日に設立した。
 「トッパンバーチャルヒューマンラボ」では「ライトステージ」による顔計測以外にも、身体(筋骨格系)動作計測や、手/足の形状計測を始めとした、人体に関する計測を行い、高いセキュリティのもと適切な形に情報加工を実施。必要な機能や情報を、APIを介して提供することで、企業が人体情報を用いた多岐にわたる事業開発を行うことができる「人体情報プラットフォーム」の構築を目指す。

「ライトステージ」を活用した具体的な事業展開
・顔の質感情報を最大限に生かした、情報加工エンジンの開発
 凸版印刷は「ライトステージ」で計測できる肌の質感情報を生かし、化粧層の光学シミュレータなど、各種情報加工エンジンの開発を推進する。これにより多くの企業がこのエンジンを用いたサービスの開発が可能になる。

・ライトステージを活用した高精細コンテンツ制作サービス
 高精細顔画像の撮影および3DCGへの加工の事業を展開予定。「トッパンバーチャルヒューマンラボ」で撮影から加工まですべての工程が一気通貫で完結する。作成したデータは独自開発したビューワにより、Web上で見られるほか、今後はスマホでも閲覧可能なアプリを開発の予定。
(詳細は、https://www.toppan.co.jp)