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京セラ、米国SLD Laser社の完全子会社化

November, 16, 2020, 京都--京セラ株式会社は、米国Soraa Laser Diode, Inc.(SLD Laser社)との間で、SLD Laser社の京セラによる100%子会社化についての契約を締結した。
 この契約に基づき、SLD Laser社は、関連当局の認可・承認が完了し次第、京セラのグループ会社として事業活動を開始する予定である。

SLD Laser社は、GaN(窒化ガリウム)技術を基盤とするレーザ光源の商用化における、世界のリーダー企業の一社。2013年に設立され、高効率、高輝度の革新的なレーザ製品を開発、製造、販売し、モビリティ、特殊照明、コンシューマ、産業用途等、幅広く事業を展開している。同社の高輝度レーザ光源は、ANSI/UL及びIECの安全認証を取得するなど、安全性の確保にも注力している。

また、SLD Laser社は、2020年に米国フォーチュン社が選定する「働きがいのある会社」の中小製造業部門(Fortune Best Workplaces in Manufacturing & Production™ 2020)において7位に選定されるなど、従業員を大切にする企業文化を育んでいる。

京セラは、「SLD Laser社のグループ入りにより、今後、同社の優れた技術力と当社のファインセラミックスをはじめとする既存事業で培った生産技術、研究開発力とのシナジーを追求し、新規製品の創出と新市場の開拓を通じて各種産業の発展に寄与するとともに、グループのさらなる成長、発展につなげていく」とコメントしている。

(詳細は、https://www.kyocera.co.jp/)