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OLED照明市場2019年に14億ドル

June, 2, 2014, Glen Allen--ナノマーケッツ(NanoMarkets)は、「OLED照明市場-2014」レポートを発表した。同社の予測では、OLED照明市場は2019年に14億ドル規模が見込める。
 同レポートによると、この分野は過去数年低迷したが、今では新たな楽観主義が出てきている。これは、OLED照明パネルのパフォーマンス向上と最近の製造工場拡張に基づくものである、とレポートは説明している。
 OLEDは、もはや単なる豪華な照明ではない。OLED照明パネルの効率と輝度は、エネルギー効率がよいと主張できるレベルに達しており、輝度はオフィスや家庭の実用的な照明となるレベルになっている。例えば、LG Chemは、来年には5000cd/m2輝度の135 lm/Wパネルを出すと言っている。
 最近まで、ほとんどのOLED照明事業の製品はデザイナ向けの開発キットだった。しかし、この先数年で急速に、開発キットの売上はOLED照明器具の売上に追い越される。家庭用OLED照明器具の売上は2019年には約4億ドル、オフィス向けは約3億8000万ドルに達すると予測されている。
 OLED製造能力も拡大が続いている。過去3年で、オスラムとフィリップスが、それぞれ2500万ドル、5700万ドルをOLED製造ライン建設に投資している。一方、コニカミノルタは現在、約1億ドル投資してOLED量産工場を建設中。
 来年までにはOLED照明パネルの世界的生産能力は3000万パネルに達すると見られている。この数字は、さらに伸びて、2019年にはほぼ4000万パネルになるものと予測されている。ナノマーケッツの予想では、今後5年で中国のサプライヤからローコストの製品が大量に市場に流れ込み、太陽光パネル業界が経験したのと同様に、OLED照明価格の下落圧力になる。
(詳細は、www.nanomarkets.net)