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Ethernetスイッチ市場、1Q14の落ち込みは10億ドルに迫る

June, 2, 2014, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、L2/3 Ethernetスイッチ市場は、2014年第1四半期に前期比で約10億ドル落ち込み、50億ドルをわずかに超えるレベルにとどまった。
 同社Ethernet市場スイッチ担当VP、Alan Weckel氏は「いくつかの要素により、1Q14は、Ethernetスイッチ市場の記録で2番目のワーストQ1となった」とコメントしている。「キャンパススイッチングは引き続き四苦八苦している、これは多くの顧客がワイヤレス接続に関心を向けているためだ。データセンタスイッチングは、Cisco Nexus9000製品移行が続いたので一時休止状態だった。通常よりも強い季節性により、全てが市場低迷の原因となった」。
 「急激な落ち込みにもかかわらず、ホワイトボックススイッチングはQ14でも引き続き勢いづいており、市場全体を上回るペースになっている。2014年の残りを見通すと、市場は2つの要素の影響を最も受ける。1つは、クラウドプロバイダが継続してネットワーキング装置需要を押し上げること、さらにネットワークの各パートで販売できるように中国がベンダの選択をどうするかということだ」。  
 同レポートは、第1四半期には40GbEと100GbEの両方ともが成長し、市場の売り上げ全体の5%以上に貢献した、と指摘している。ベンダ毎に見ると、Cisco、Dell、HP、ジュニパの全てのベンダが、40Gbps Ethernetポートの出荷を前期比で増やした。