コヒレント特設ページはこちら

Business/Market 詳細

POET、400G DCアプリケーション向け開発&供給で欧州企業と契約

September, 14, 2020, Toronto--POET Technologies Inc.は、400Gデータセンタアプリケーションに向けて世界的に活動しているヨーロッパの大手光システム企業との開発と供給契約を発表した。
 POETは、データセンタや通信市場向けにPOET Optical InterposerやPhotonic Integrated Circuits (PICs)を設計、開発している。

契約に含まれるのは、400Gアプリケーション向けにPOET Optical Interposerベースで光エンジンを設計するための臨時支出開発費(NRE)、最初の製品の発注書。設計と開発ステージは、2021年3月まで延びる予定。製造は2021年6月の見込み。これは、2020年8月26日、同社の株主総会での最新アップデートロードマップと一致する。その顧客は、データセンタ、エンタプライズアプリケーション向けに光システムを供給している大手。しかし、守秘義務のために、顧客名と最終アプリケーションの仕様は明らかにできない。

POETのCEO、Dr. Suresh Venkatesanによると、前例のないレベルの需要が、世界のインターネットインフラストラクチャへの膨大な投資の原動力となっている。400Gは、データ通信の次の世代の光インタコネクトソリューションを代表するものであり、現在クラウドデータセンタオペレータによる最初の導入段階にある。そのような需要は、直接的にファイバと関連光デバイスに移行する。これには、様々なコンポーネントをシングルチップスケールに低コスト、高性能に統合するプラットフォームであるPOET Optical Interposerに基づいた光エンジンが含まれる。

POETの社長&ジェネラルマネージャ、Vivek Rajgarhiaは、「Optical Interposerのフル機能を継続してデモして行くので、次の数カ月で、さらに顧客からの需要が増えると見ている。われわれのプラットフォームは、重要な電子、フォトニックおよび光コンポーネントを完全送受エンジンに統合する斬新なアプローチを利用している。データセンタや通信製品に広範に適用できるものである」とコメントしている。
(詳細は、https://poet-technologies.com/)